昨日に引き続き今朝も、頭上には青空が広がっています。

 

空気の透明度が、山との境界線をくっきりと映し出していました。

 

メダカの鉢には、薄い氷が表面を覆っています。

 

造成したままの土地や草木の枯れた畑には、真っ白な霜が敷き詰められています。

 

陽射しを受け、光の粒がいたる所できらきらと跳ねていました。

 

通勤途中の小さな峠では、冬枯れの木立の隙間から道路へと、光の層が幾重にも差し込んでいます。

 

 

 

ある一部分を取り上げては、容赦なく相手を攻撃する。

 

なんだか弱い者いじめの象徴のような気がしてしまいます。

 

木を見て森を見ず。

 

基準や方向性さえ見失ってしまう気がします。

 

 

人は誰でも変わっていくものです。

 

立場や状況によって、それぞれの資質が助長されていきます。

 

人を叱るとき、つねに脳裏を過るのは、自分の苦い経験です。

 

けれど、経験をしていない者にとっては、それが果たしてどれほどの効果があるのか、ということも同時に思います。

 

自分自身が、やってみて初めて思うことは、それは人も同じ、ということです。

 

判断に必要なのは、感情や感覚ではなく、冷静な視点と理知的洞察のような気がします。

 

 

今朝、朝礼で、そんな話をしてみました。

 

 

 

Who's to say the way that life was meant to go?
Who's to say the line that we were meant to tow?
We are bound up in a world
That took twenty years of making
And the truth won't set us free

『The Truth Won't Set Us Free』の歌詞の一部です。

なんとなくですが、よくわかります。

混沌とした世の中で、希望を求めてもがく若いエネルギーをアルバムを通して感じます。

歌にしても、演奏にしても、とてもヒップです。

SARA WATKINSでアルバム『Yong In All The Wrong Way』より