今日は、冬の晴れ間が頭上いっぱいに広がっています。
冷え込みもいくらか緩み、ご近所さんの駐車場には、
早くも洗濯物が朝日を浴びていました。
誰も怒られたり、注意されたりは、できれば避けたいものです。
ごまかすことを覚えていくと、どこまでも際限が無くなります。
それは、どんなことにも通底することだとは思いますが……。
勝手な理由で在庫になったスプレー缶の廃棄、
持ち逃げを思わせるようなお騒がせ動画、
まったくもって意味不明です。
オーバーツーリズムや観光被害についても、
利益を追求することに没頭してしまい、
くっきりとした輪郭を持っている予兆さえ、
見て見ぬふりをしていたに過ぎない……。
できる人はできない人を秘かに嘲笑い、
うわべだけの笑みをうかべては恭しくお辞儀をする。
混沌とした世の中で、
自分にとって確かなものがどれだけあるのか、
そう思うと小説や映画、音楽の泉の中へ意識を沈めてしまいます。
ドリー・パートンが歌う『風に吹かれて』。
原曲を超えた感動があります。
アルバム『Those were the Days』

