昨日は、お世話になっている方からお歳暮が届きました。
もう15年は軽く超えます。
本当にお世話になりました。
初めてお会いしたのは、私が30代半ばごろです。
当時その方は大阪支店の支店長をされていました。
もう退かれて4年がたちます。
豪快な方で、ずいぶんと助けられたものです。
食事にもよく連れて行っていただきました。
10年前くらいに、独立の話が持ち上がった際に、
「お前さんがするのなら、わしは50万出してやる」、
と気持ちよく申し出てくれました。
振り返ると、多くの方に助けられている自分に気づきます。
そこには感謝の気持ちしかありません。
蓄えた滋養を、次に会社を任せようと思っている社員に与えます。
三年前に比べると、かなり成長したようにも思います。
相手の言葉に真摯に向き合い、誠意をもって相手の気持ちに接していけば、
おのずと顧客は増えるものです。
若い頃は、自分の気持ちが優先してしまい、
自分の手柄のように勘違いをしていました。
今でも、その会社とは取引させて頂いております。
営業の方はもとより、事務員の方とも仲良くさせて頂いております。
バイクで立ち寄る休憩所で、初対面のライダーとの会話。
名前も聞かずに別れる。
ダンスパーティーでも同じ。一緒に踊ってお辞儀をし、
名前は聞かれても連絡先まで聞かない。
一期一会はもとより人との繋がりを、
この上なく温かく感じます。
SIONの『俺の声』。
冷たい風が吹きすさぶ冬の夜、
この曲を聴くと、胸にじんと染み渡ります。

