昨日から風邪気味です。
とにかく膝が痛い。
階段を上がるのが辛いです。
今日は、社交ダンスの個人レッスンの日です。
○○市長杯ダンススポーツ選手権でパートナーをしてくれた方の命を奪ったのは、
解離性大動脈瘤とのことです。
大きな病気ほど、自覚がないものです。
いつもと違う感覚でも、つい気候やなにかのせいにしてしまう。
ひたひたと忍び寄られているにもかかわらず、まったくの無防備です。
先月の終わり頃、台風がもたらす風の勢いに大きく揺れる竹林を、
玄関先の駐車場からぼんやりと眺めていました。
ヘリコプターのような轟音に、背丈の高い竹の葉が音を立てて風に靡きます。
まるで、呼吸を合わせて一斉に泳ぐ小さな魚の群れのようです。
背景にある雲の流れは異常に速く、まるで自分を軸に大気が回っているような気さえします。
どっしりとした木ではなく、しなやかな竹のようでありたい、とそのときもつくづく思いました。
受け止めることは大切ですが、受け流すときも必要です。
木刀よりも竹刀のほうが、痛みも柔らかいような気がします。
今日のレッスン、タンゴです。
しなやかな膝の動き、沈み込まない上体。
そのあたりに留意して、
早くフロアーを半周できるように、
頑張ろうと思います。
ヨー・ヨー・マが演奏する『リベル・タンゴ』。
あったかいコーヒーが飲みたくなります。

