朝起きて、窓にかかっているカーテンの明るさから、

 

台風一過の晴天を予感させます。

 

メダカに餌をやり、家の周りを点検します。

 

台風の爪痕もなく、ほっと胸を撫で下ろしました。

 

そう思って、一度バイクのキーを、と考えましたが、

途中の道路状況が把握できないので、車のキーを手に取りました。

 

 

料理旅館のご主人の一言。

 

「皆がすごい、すごいと褒め称えてはくれるがね、それは私という人間にではなく、私が持つ尺八の技術に対してのこと。自分が偉くなったような勘違いをしてはいけない」

 

私が29歳の頃です。

言葉の意味の深さに、感銘を受けました。

 

世界各国から尺八を習いに来られる方が絶えないのだそうです。

その道のスペシャリストですね。

 

少しできると自慢したくなるのが人情です。

 

それは驕りにつながり、用心深さを消し去ってしまいます。

 

昨日偶然、大河ドラマ『軍師、官兵衛』の再放送、[本能寺の変]の回を見て、

ふと、料理旅館のご主人の言葉を思い出しました。

 

 

強い、とか、すごい、ということには憧れますけどね。

 

 

語源から察するに、腕っぷしが強かったのですかね。

ルイ・アームストロングで『明るい表通りで』。

サッチ・ア・マウスのサッチモです。