昨日は、ブログを拝見させてもらっている方に影響され、

『不思議の国のアリス』の実写版のDVDを観ました。

 

1999年、巨額の投資のもと制作されたこの映画、

CGを巧みに操り、現実と虚構の溝をうまくブレンドし、楽しいミュージカル仕立てになっております。

 

出演者も有名な方がズラリ。

ティナ・マジョリーノ、この方がアリスです。

ウーピー・ゴールドバーグ、マーティン・ショート、ミランダ・リチャードソン等……。

 

素敵な音楽がてんこ盛りです。

個人的には、『エビのダンス』が好きです。

 

例えば、いかれ帽子屋、トゥイードル兄弟、ハートの女王と、書き切れないほどのすべての出演者が、

本気で役に向き合っている、それも楽しみながら……。

凄まじいほどのプロ意識を感じさせます。

 

ブログを拝見させて頂いてる別の方の娘さんが、有名な劇団に所属されているとのこと。

そのことを思い出しながら、ハンパないな、とDVDを見ながら感嘆させられました。

 

これでいいか、と自分に妥協すると、必ず相手に伝わるものです。

そのことは、社交ダンスの先生からも感じ取れます。

一度、ステップを間違えて、反対の足を出した時、

思わず「すみません」、と言うと、厳しい表情で、「すみません、は言わない」、と

ぴしゃりと窘められました。

 

知識をひけらかす必要はありませんが、しっかりとした背景を知ることは大切です。

人(お客様)に求められれば、確かな情報を的確な言葉で伝えることは、プロにとって必要不可欠な要素だと思います。

プライドとはそういうもののような気がします。

 

プロ意識の欠如は、その物の価値を下げるだけでなく、自分自身の誇りさえ見失ってしまいがちです。

 

確かに見た目の装飾は必要ですが、それ以上に内面から滲み出る本質というものに人は心を打たれます。

 

目の前の事柄に対し、いつも一生懸命でありたい、と思いました。

歳をとるにつれ、テクニックに頼りがちな自分が、そこにはありありと存在するのも事実ですが……。

 

三歩進んで、二歩下がる。そういうことですかね、反省です。