ピアノとソファーのあるギャラリーカフェ。
祖師谷のジョルジュです。
「15:30までだそうね、コーヒー1杯、間に合うわね、お願いします。」
たくさんのお荷物をもって、階段を上がってきてくださったお客様、
よく、入り口の張り紙を見てくださったな、きょうは都合で早めにクローズするのだけど。
熱いコーヒーを一口すすって、
「素敵なお店ね!
下のトンカツやさんでお茶飲めるとこない?って聞いたらね、
隣と上にあるけど、奥さんは上のジョルジュさんの方が合ってますよ。って言われたの。
来て良かったわぁ」
張り紙以外でも、いちいち目の付け所が違うことに気づいた頃、、
「私もスナックを、やってたことがあってね。。」
なるほど!
聞けば、都内で25年もけっこう高い家賃を払ってやっていたとか。
「バブルの頃は、かなりお客様も多かったわねー。」
知る人ぞ知るガラの悪い地域だった。
でも、ママさんのお店は、客層がとても良く、ガラの悪い人は、店内をちょっと見て
合わないとわかると、入ってこなかった。。
お客様を、私は「ママさん」と呼んでいた。心から敬意を込めて。
ママさんも私を、「ママ」と、呼んでくれた。
「今度、お友達連れてくるからね、ママ!」
あぁ、またお会いしたい♫
水商売は、奥が深い。
厳しいけど、面白い。
まだ、ひよっこだけど、私もお客様に支えられて、ここまで来ているんだなぁ。
もうすぐ、4周年、まだまだ、4周年。