最近息子と私はやっぱり別の生き物なんだな、と痛感していて、こんな本を読みました。
著者は脳科学・人工知能研究者の方で、『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』など書かれています。
この息子のトリセツは、著者の息子さんへの愛がダダ漏れなのが面白いのですが、度々ハッとさせられることがあって!!
その中の一つが男性の女性へのコミュニケーションの仕方。
男女はそもそも思考スタイルが違って、男性の場合はゴール指向問題解決型。目標に照準を絞って、問題点を洗い出し、ゴールを急ぐ。
一方の女性は、プロセス指向共感型。共感が大切。
女性はただただ話を聞いて共感してもらえれば十分なのに、問題解決しようとする男性と会話が噛み合わない話はよく聞きますよね〜。
で、ですね。いわゆるこの男性脳が確立するのは思春期の頃で、それまでは母の誘導によって男の子でも共感型対話ができるのだそう。13歳までに母親と共感型対話ができていると、自然と言葉のエスコートができるようになるらしいのです。
でも現実にそんなことができる男性は少ない、なぜか!?それは母親が息子相手にゴール指向問題解決型対話をしているから、らしいのです。
共感型の女性である母親がどうしてそうなるのかというと、
日本の子育てがゴール設定に満ちているから。ご飯を食べせて、宿題やらせて、風呂に入れて…という短期目標。試験に合格させるという中期目標。立派な大人にするという長期目標。
あーなんかすごく分かる!毎日がタスクに溢れている笑。
しかも「学校、どうだった?」などの5W1Hの質問はスペック確認の質問でゴール指向問題解決型の王道話法なのだそう脳が緊張し一切心が通わないのだそう。
「学校どうだった?」「宿題終わった?」とかめちゃくちゃ常用ワードです。
まずーい、このままだと息子、女心の分からない男子になってしまう!?
心の対話を交わすコツとしては
1.褒める
2.ねぎらう
3.感謝する
4.自分が見たこと、感じたことを話す
5.頼りにする
6.弱音を吐く
だそうです。
たしかに男子、褒めるとスムーズにいくこと、多いですよね。夫も褒めて育ててほしいって言ってたし。息子も、こないだ3キロの白菜運ぶのにひいひい言ってたらすごく助けてくれたわ。
4はあまりやってないかな。あと全体的に余裕がなくなるとやらなくなるから気をつけなくては。
目指せ共感型男子育て!!笑
時間ができたら他のシリーズも読んでみようかな〜