続けてもう一つレンズを購入。
Sigma 50mm F1.4 DG Artレンズ。
シグマ社の大口径Artレンズシリーズの標準域単焦点レンズです。
今さらEFマウントのレンズを購入するのか?という面もありますが、
ミラーレスカメラに合うレンズとして、最新の光学設計のレンズが
良いという話も聞き、
RF70-200mmともう一本純正レンズ(RF50mm F1.2)を買うほどの
余裕もありませんし、試しに買うには良いかと思い購入しました。
旧シグマレンズも保有しているので、比較もできるかと。
開封。
新旧シグマレンズ比較
Artシリーズに先行する、シグマの新時代の幕開けを象徴する
50mm F1.4 EX HMSレンズ(旧50mm:左側)
と
現在につながるArtシリーズの基礎を築き上げた50mm F1.4
DG Artレンズ(新50mm:右側)。
今さら新型と表記するのもためらわれますが、2014年発売の
レンズです。旧型は2006年のレンズです。
左右逆に並べてしまいましたが、フードをつけた場合の比較。
フードがなくても相当に大きくなっており、フード付だとさらに
大きさの違いが際立つような感じの標準域レンズです。
これでも旧型が発売されたとき、純正レンズに比較して巨大かつ
光学性能で大きく上回るもの3rd partyレンズメーカーが出して
来たということで話題になったものです。
今だとRF50mm F1.2Lと比較して、新型50mmが普通の大きさに
見え、旧型50mmは小さいと感じてしまいますね。
室内で蛍光灯+LED灯での試し撮り。
(1) 新型Sigma 50mm f/1.4 1/320 @ISO400
(2) 旧型 Sigma50mm f/1.4 I/250@ISO400
ぱっと見、区別がつきません。
拡大して、等倍で見てましょう。
(3) 新型50mm Art f/1.4
(4) 旧型50mm f/1.4
やや旧型が黄色っぽく写る、という点を除きこの距離のこの被写体
での差はほとんどありません。
細かくみてもピント面から外れた髪の毛の色にじみが、旧型の方が
大きいか?という程度です。
実際に屋外でポートレート撮影をしつつ、逆光耐性や色にじみ、
周辺光量落ちや、ボケ味の差など比較しないとなんともいえない
感じです。なので、絞り込んでの描写の差などの写真は割愛しました。
一般的には、新型の方がピント面の解像感が絞り開放からしっかり
していて、なだらかなボケが得られるとのことですが、実際どうなのか
楽しみです。(旧型は確かに絞り開放ではぼやっとにじむような
描写になり、ピント面の解像力に欠けるようなことがあります)
(もう一例。太陽光バックにした同様の撮影)
(5)(新型)
(6)(旧型)
やはり少し黄色ががって旧型50mmは写るようです。
少し色がにじんで、ピント面がぽやっとしているのが旧型ですが
それほどの差が見えないですね。
実際の撮影で違いを見極めていきたいと思いますし、ミラーレスカメラ
との相性なり、ポートレートレンズとしての相性なんかを今さらながら
見ていきたいと思います。
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