風薫ちゃん(23) 〜ポートレート撮影術 | カイザーのブログ

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ひきつづき風薫ちゃんの個撮からの写真。
ポートレート撮影術での基本セオリーを
確認するための撮影場面。

(1) バストショット_右顔
2-3バストショット_右顔
5D3 + EF85mm F1.2 LII, f/2.2 @ISO400

(2)比較写真(正面顔)
2-3バストショット_正面顔
(3)比較写真(左顔)
2-3バストショット_左顔


今回、ポートレート撮影術(基本編)からの様々な
パターンを
念頭に臨んだ風薫ちゃんとの撮影でした。

さて、私の手によるポートレート撮影術(基本編)に
よれば、女性ポートレート撮影のときに考えるべきは、
画角・アングル・構図・クロップ・目線の有無・右顔/左顔
の選択・背景処理。

(1)の写真の撮影のときに考えたことは:

画角: 85mmの寄りで歪みなく風薫ちゃんの容貌をおさめる。

アングル:寄りのレベルアングルで親しみ深さを出す。

構図: ヨコ構図で少し気持ちの余裕を持たせる。重心考えて右空け。

クロップ: バストアップ。手をフレームインさせる。
(日本語ではフレーミングとも)

目線: ここでは親しい関係性を込めて目線あり。

顔の向き:髪型と光との加減で右顔選択

背景処理:5手法のうちのボカすを選択。

これらの選択とほぼ逆の方向に行ってみたのがこれ。

(4)フルショット_タテ位置
2-3フルショット_タテ
5D3 + EF85mm F1.2 LII, f/2.0 @ISO400

画角: 85mmで歪みなく風薫ちゃんのスタイルをおさめる。

アングル:引きのややローアングルで上品さを表現する。

構図: タテ構図で眼が釘付けなことを示す。

クロップ: フルショット。全身の形の良さを見せる。

目線: 二人の関係性を込めて目線あり。

顔の向き:正面顔選択。

背景処理:5手法のうちの「取り込む」を選択。


ポートレート撮影で最も重要なバリエーション多い写真を撮る
という意味からは、撮影術の基本を押さえておくことが重要で
ある、ということは写真塾の塾頭であるH師から学びました。

クロップ(フレーミング)で全身/半身/アップのバリエーション
をつけるのは基本中の基本。

寄り引きの画角・ハイローのアングル・顔の向きの選択によって
被写体の人物の性格や個性を表現できる理論がある。

背景処理も書籍などでは、「輝度差を用いる」と書かれてますが、
より具体的には「ボカす」「トバす」「取り込む」など5つの
手法がある。

そんなH師が久々に塾生募集をかねての初級デジカメ講座
5~7月に開催するそうです。    (↑Clickするととびます)

初心者から中級者(雑誌で佳作が撮れる程度の実力)まで
基本が気になる方は参加してみてはいかが?
(但し、このブログを見て参加したとは言わないでくださいね。)

またまた告知のような記事を書いてしまいました。
(私は運営には一切関係していないので、誤解なきように)

永遠の初級者、カイザーの講座でした(笑)。

(本ブログの写真はすべてモデル本人の承認を得て
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