①神は御子を世界の相続者と定めた(ヘブル1:2)。

 

②世界を創造する前、神は御子にあって、神の民を選び(エペソ1:4,5)、御子との共同相続人に定めた(ローマ8:17)。

 

③神は、御子によって世界を創造した(ヨハネ1:3)。特に人間は御子(神のかたち)に似た者として創造した(コロサイ1:15、創世記1:26,27)。御子に似た者としての人間の資質は、知と義と聖(コロサイ3:10、エペソ4:24)である。

 

④創造の契約。人間は、善悪の知識の木に表された神の主権の下において、地の相続人となり、栄光化されて地を治めるためである(創世記1:26‐28、同2:15‐17))。その際の暮らしの三つの秩序は、安息日と仕事と結婚(家庭)である。

 

⑤ところが、人間は、蛇に誘惑されて善悪の知識の木の実を取って食べて神の主権に背き(創世記3章)、結果、死つまり神と断絶状態に陥り、悪魔の闇の支配下に置かれ(コロ1:13、エペソ2:2)、その原罪は全人類に及んだ。

 

⑥原福音:神は、悪魔の頭を踏み砕き(創世記3:15)、血を流して罪をおおう(創世記3:21)救い主の到来を予告した。その後の恵みの契約は、アブラハム契約は相続の契約、シナイ契約は幕屋と律法の契約、ダビデ契約は王国の契約であり、これらはことごとくキリストにあって成就する。

 

⑦御子は完全な神性に、完全な人性をまとわれた(ヨハネ1:14)。人間でなければ人間の代表たりえず、神でなければ多くの人間の罪を償い、神の怒りを宥め、悪魔の圧制から救い出すことはできないからである。

 

⑧イエスは「神の王国バシレイアは近づいた」と、王バシレウスとして宣言して、宣教をスタートした。御子は預言者として、神と神のみ旨を教え(ヨハネ1:18)、祭司として神の民の罪の償いのために十字架でいけにえとなり(へブル7:27)、王として悪魔と戦って勝利を得て私たちを闇の圧制から救い出した(コロサイ1:13)。

 

⑨神の民(教会)はキリストのからだとして、福音を伝え(預言職)、執り成し祈り聖礼典を執行し(祭司職)、罪と戦い教会を治める(王職)(1ペテロ2:9)。

 

⑩終わりの日、キリストは再臨し、王として最後の審判によって、悪魔と悪魔につく者たちを火の海に投げ込み、キリストにつく者たちに新しい地を相続させ治めさせる(黙示録20‐22章)。