4月4日  第2号です!

皆さん、こんばんは。

 

今日のタイトル、「カレーも美味しくなくなる不思議」とありますが

カレーをまずく作るのってかなりすごいですよね。

 

カレーのルーを使えば、まずまずくなることはないと思います(^^;

それでも、とんでもなくまずくなったという話です。

 

 

え...と、私ではありません(^^;

 

料理教室の初めの頃に参加してくれた、私の友人の話です。

 

 

料理教室に通うようになると、皆さん料理が楽しくなり

今まで以上に料理に対する興味も膨らんでいきます。

 

その友人もそうでした。

 

ある日、仕事から帰り、小学生のお嬢さんのリクエストでカレーを作って

いたそうです。

 

その時、仕事の電話がかかってきてトラブルが起きたと。

トラブルに対応をしながら、憤りながら、電話をしながらカレーを作り続けました。

 

後から聞くと、いろいろなものを入れたらしいです。

コクが出るように...と。

 

 

カレーが出来上がり、お嬢さんがひと口食べた途端に

「ママ!どうしたの、このカレー。いつもと違う。 美味しくない(;;)」と。

 

「カレーなのに食べてもらえなかったの。。。」という報告を後日聞きました。

 

「コクを出すためにって、何を入れたの?」

「チョコレート。。バナナ。。変な味になってきたから色々と。。。」

「チョコレート入れるってよく聞くよね〜。バナナね、ちょっとだったら

 甘みが出るけど・・・」

 

よくよく聞けば、ダークではなくミルクチョコレート、

そしてバナナは2本も入れたそうです。

それでおかしくなったために、更に様々なものを加えてみたとのこと。

 

 

さて、美味しくなくなってしまった原因は何だと思いますか?

 

 

原因は、チョコレートやバナナではなく

憤りながらカレーを作ったことです。

 

 

文句を言いながら

怒りながら

泣きながら

作ってみてください。

 

間違いなく、美味しくない料理に仕上がります。

 

 

それとは反対に、

楽しそうに

鼻歌でも歌いながら

朗らかに

誰かさんが嬉しそうに食べるのを想像して

作れば、美味しくなります。

 

 

そして、プラスの気持ちで作る時は

包丁使いも何もかもが「丁寧」です。

 

反対にマイナスの気持ちの時は、すべてが雑でいい加減に。

 

 

 

私の料理教室では

「丁寧に切る」ことを一番にお伝えしています。

 

 

丁寧に、という気持ちで作れば

丁寧な料理になります。

 

そして美味しく、綺麗に仕上がります。

 

 

ホント、気持ちが大事!

「誰かさんに美味しく食べてもらおう!」と思いながら、

美味しく食べている顔を思い浮かべながら料理しましょう!

 

もちろん自分のために作る時にも「私のために」、ね(^^)