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「小さな親切」運動本部さんとの協業で、小学校低学年に読んでもらう「紙芝居」を作ることになりました。
テーマは「津波」(^^ゞ
テーマと言うより題材ですね。テーマ自体はこれからしぼり込まないと。。。
いろいろあるので、そう簡単ではないですが、
訴求点は1つか2つにしぼり込んで、物語性を重視しようと思っています。
いいアイデアが浮かぶといいなあ。
それとは別に東日本大震災の1年前に作った作品に絵をつけて
発表しようと思っています。
今、制作中(*^_^*) これもナレーションをつけて公開する予定です。
現状できてる部分を公開しまするぅ
ご批評などございましたら、よろしくですm(__)m
■のんびり島、危機一髪。
(1)
のんびり島は、いつもはのんびりと動物たちが暮らす島。でもこの日は違っていました。
村長のヤギじいさんのところへ、みんながすっとんできたのです。
「おーい、一大事だぞ」
「たいへん、たいへん」
「ヤギじいさーん、きいてよぉ」
ヤギじいさんはみんなにいいました。
「これこれ、あわてずじゅんばんにしゃべりなさい」
(2)
クマがいいました。
「のんびりやまの地面があつくなって、あるけないぞ」
うさぎがいいました。
「くさいの、くさいの。のんびりやまがくさいの」
タカがいいました。
「のんびりやまのてっぺんから変なけむりがでています」
のんびり山は、島の真ん中にある高いおやまです。
「なんと。それはいかん」
やぎじいさんは、そういったあとしばらくだまりこんで考えていました。
いったいなにがあったのでしょう。
やぎじいさんは、タカに言いました。
「村中のものに広場に集まるよういっておくれ」
タカはすぐに飛んでいきました。
(3)
のんびり島の広場にみんながあつまりました。広場はもうぎゅうぎゅうです。
やぎじいさんが話し出しました。
「どうやら、のんびり山が噴火するようじゃ」
「ふんか? ふんかってなんですか」とねずみが聞きました。
「山が爆発するのじゃ。いわがとんできて、どろどろにとけたあつい岩もやってくる。このままではみんな黒こげじゃ」
『ええええ!やだあ』島のみんなからいっせいに声があがります。
「ど、どうするんですか、ヤギじいさん」タカが聞きました。
「しばらく、のんびり島から離れるしかないのう」
「でも、どうやって? 島には飛べないものも泳げないものもいるんですよ」
「わかっとる。だからみんなを呼んだのじゃ」
それをきいて、みんなはますます不安な顔になりました。
(4)
「よいか。こういうときは、みんなが力をあわるしかない。今からみなに仕事を与えるから、それをきちんとや
って欲しい」
『わかりました』
「きつつきとりすたちは、森の木をたおせ」
「はーい、何ぼんくらいたおしますか」
「1000本じゃ」
「せ、1000本?」
「そうじゃ、今日と明日で1000本用意するんじゃぞ」
(5)
「次にクマとウシ。力持ちは倒した木を海辺にはこぶのじゃ」
「ぜんぶですか」
「そう。1000本ぜんぶ」
「うさぎやたぬきは、ながーい繩をつくる。よいな」
「どのくらい作ればいいですか」
「いちばん高い木と同じ長さのなわを千本じゃ」
「どひゃあ」
(6)
やぎじいさんの命令はまだまだ続きました。
それぞれの役割はきまったものの、みんな自信がないようです。
『できるかなぁ』
『1000本なんて1年かかるよ』
やぎじいさんが大声でいいました。
「やる前からあきらめてはいかん。それとも黒こげになりたいか。あついぞぉ」
それを聞いたみんなはあわてて、自分の持ち場に走っていきました。
(7-8)
みんなが行ったあとカナリアだけが残りました。
「ヤギじいさん、私はまだ仕事をもらっていません」
「おうおう、そうだったの。おまえには大事な役割がある」
「はい。なんでもします」
「では歌をうたってもらおう」
「そんなことでいいのですか? いつもやっていますよ」
「それでよい。ただし、歌うべき時と、歌詞がきまっているのでそれを今から教えよう」
ヤギじいさんは、カナリアにこまごまと指示を与えました。
「わかりました。『無理、無理』とみんながいったら1番の歌を歌う。『疲れた』といったら、2番の歌を歌うのですね」
「そうじゃ」
「ちょっとうたってみます」
カナリアはきれいな声で歌い始めました。
「よしよし。いいぞ。それから3番目の歌は特に大事なのでよく覚えておくようにの」
「わかりました。では、さっそく様子をみてきます」
(9)
カナリアは森の中に入っていきました。
木が何本か倒れていました。でもリスは仕事をしないでお昼寝しています。
「おーい、急がないと間に合わないよ」きつつきがリスに言いました。
「どんなにがんばっても1000本なんて無理無理」
それを聞いたカナリアは1番の歌を歌い始めました。
♪だーれがいちばん上手な木こり?
やっぱり、きつつきさんが勝つのかな~
それとも、リスさんが勝つのかな~
優勝者は誰だろう♪
(10)
それを聞いたリスは飛び起きました。
「なにぃ、ボクがきつつきに負けるもんか。見てろよ」
リスはすごい勢いで、大きな木の根元にかみつました。そして、歯をたてたままグルグルと木の周りを回りました。
ガガガガガッ! ビュンビュン! ガガガガガ!
木の根元がどんどんけずれていきます。
ドッターーン!1本の大きな木が倒れました。
「どーんなもんだい」
きつつきも負けじと急ぎます。
コツ!コツ! コココココツ! ゴゴゴゴゴゴォ!
木を削るのがあまりにも早くて、目に見えないほどです。
ドッシーン! こちらも木を倒しました。
それを見たカナリアは
「すごい、すごい!どっちも上手。じゃあ、がんばってねぇ」
そういって坂道に向かって飛んでいました。
(11)
坂道ではウシとクマが大きな木の両端を背中に乗せて運んでいました。
でも、だいぶ疲れているようです。
「はーはー。きつい坂だな」
「ぜいぜい。もうダメ。とても歩けない」
それを見たカナリアは2番の歌を歌い始めました。
♪今日のおひるはフルーツサンド。
クリームたっぷり。バナナもどっさり。
海辺でみんなを待っている。
おいしいサンドが待っている♪
(12)
「おい、フルーツサンドだってよ」
「おなかがすいてたんだ。急いで運べば早く食べられるぞ」
さっきまではーはーしていたウシとクマが、元気よくかけだしました。
カナリアも応援します。
『エッサ、ホイサ、エッサ、ホイサ』
「お、それはいいな。なんだかうまく走れるぞ。えっさ」
「ほいさ」
二人の息があってきました。
「えっさ」「ほいさ」
もう海辺が見えてきました。
(13)
海辺では、うさぎとたぬきが繩づくりをしています。
でも、ちょっと様子が変です。
「そんなに飛ぶなよ。繩がよれちゃうじゃないか」とたぬきが言っています。うさぎはいつも飛ぶような歩き方なのです。
「あんたのそのおなかだって、じゃまよ」
とうさぎが言い返しました。たぬきのおなかで、繩の山がくずれそうなのです。
「なんだとぉ」
「なによ!」
とうとう二人はケンカを始めてしまいました。
(14)
それを見たカナリアが、とっておきの3番の歌を歌います。
♪のんびりやまがふんかした。
島のみんなは逃げ遅れ。
タヌキとうさぎがケンカして
島のみんなは真っ黒こげ~♪
「おいおい、そんな歌やめてくれ」
「私たちのせいで、みんなが黒こげになったらたいへん」
「そうだな。ケンカしている場合じゃないよ」
「じゃ、繩を急いで作りましょう」
たぬきとうさぎは仲直りして、繩づくりもスピードアップです。
(15)
「えっさ」「ほいさ」
ウシとクマが1000本目の木をかついでもってきました。背中には、りすときつつきも乗っています。とうとう1000本の木を用意したのです。
「おお、これはすごい」と海辺を見たウシが言いました。
「僕たちが倒した木が、こんなものになったんだね」とリスときつつきが顔を見合わせました。
海の上には大きな大きなイカダが浮かんでいるではありませんか。
海に浮かべられた木と木の間を、繩を口にくわえたカワウソやカイツブリたちが飛んで、みるみるうちにつながっていくのです。
(16)
ヤギじいさんが言いました。
「みんなごくろうさん。もうそろそろ出発できそうじゃ」
できあがっている部分には、食べ物や飲み物がつみこまれています。他の動物たちが島中から集めてきたのです。荷物を運んでいるのはねずみたち。身体は小さいけれどたくさんのねずみたちが並んで手をあげて、荷物をどんどん運んでいます。まるでベルトコンベアのよう。
(17)
そのときです。大きく地面が揺れました。
「そろそろ、噴火しそうじゃな。みんな急いでイカダに乗るんじゃ」
島のみんながつぎつぎにイカダに乗り込みはじめました。数が多いのでたいへんです。
でも大きなイカダは島の全員が乗っても、ちゃんと海の上に浮いていました。
(18)
「では、おまえたちはこれをひっぱれ」
やぎじいさんはイカダについているナワを、タカやワシたちになげました。力の強い鳥たちがそれをつかんでひっぱります。
「小さな鳥たちは、マストについているナワのはしごにはりつくのじゃ」
「はりつくんですか?」とつぐみがききました。
「そうじゃ、羽を広げるのを忘れるなよ」
つばめやすずめもいわれたとおりに、ナワのはしごにはりつきました。
鳥たちでできた帆の完成です。鳥の帆は風を受けてふくらみました。
風の力で大きなイカダがゆっくりと動き出しました。
「よーし、いいそ! では出発じゃー」
♪旅の準備はととのった。
力をあわせて作った大きな船が
力いっぱい海をいく♪
カナリアが歌い出しました。4番目の歌はカナリアが作ったみたいです。
(19)
ド・ド・ド・ド ドッカーン!
ものすごい音がしました。みんなが振り返りました。
とうとう、のんびり山が噴火したのです。
大きな岩がイカダのすぐそばまで飛んできて、ボッシャーンと海に落ちました。
「うわあ。あぶなかったねえ」
「危機一髪だったね」
みんながくちぐちに言いました。
「やぎじいさんのおかげだよ」
『やじじいさん、ばんざーーい』
(20)
やぎじいさんは、イカダの上の箱にあがっていいました。
「それはちがうぞ。いまここにいる誰か1人でもいなかったら、助からなかったかもしれん。みんなががんばって、助け合ったからできたんじゃ。みんなの勝利じゃ」
やぎじいさんの言葉にみんなが拍手をしました。そして握手をしました。
(21-22)
のんびり山はそれから1か月も噴火しつづけました。
その間、島のみんなはイカダの上で暮らし、噴火が終わってから島に戻りました。
♪大好きな島に戻ったぞ。
あっちもこっちもぼろぼろだけど、
君と僕とでなおせば平気。
のんびり島は僕らの島だもの♪
島からは5番目の歌が聞こえていました。
仕事の関係で、大連にきています。
明日には台風がきそうです。
反日デモなどが起きてますけれど、日本人も多く、
日本人の観光客で成り立ってますので、大連はまずまず安全かな。
ただし、交通事情はとんでもないです(^^ゞ
日本人、こわくてわたれません。
たとえて言うなら、東京の環状七号線を、信号なしでつっきる感じでっす(+_+)
どけどけ~ 歩行者優先なんてありません(;゚ロ゚)
道のど真ん中には大きな穴…






