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海外臨床留学麻酔Dog、カブリオレのお送りする、
最新論文から、医療の未来像まで。
日々精進。

Persistence of somatic symptoms after COVID-19 in the Netherlands: an observational cohort study.

LongCovid関連は多いっスねえ。
90〜150日後、
胸痛、呼吸困難、呼吸時の痛み、筋肉痛、嗅覚消失・嗅覚障害、四肢のうずき、喉のしこり、暑さ・寒さ、腕・足が重く感じる、疲労感、
が症状としてある。

経過中、12.7%発生。
ん。数%〜30%くらいの間っスけど、こんなもんすかねえ。



Microplastics Are Found Outside in Nature and Inside the Body—but Evidence of Health Risks Is Inconclusive

マイクロプラスチック。
Tvでもやってたわあ。

山から海まで、、、
マイクロプラスチックが見つからないとこはないそうな。
で、人体からも見つかってる。
コレが有害であれば、、、、大変っスな。。

へええ、
ペットボトル飲料にも入ってて、
え、、、水とか食事、、、雨、にも入ってんの?
ううん、どーにもならんな。

で、
肺、、、
次に、血液から、マイクロプラスチックが見つかる事態に。
で、
次第に、有害である、、、、可能性が示されつつある、、、と。
一番は、
脳への移行があるかが注目ポイントらしい。。。
あったらてーへんでえー、。

むう、、、、、
まだ、、、始まりの始まり。。。
実は杞憂、で済むかもしれんし、、、
今手を打たんと、もうダメなのかもしれん。
、、、、
いやあ、、、プラ製品、、、、
ペットボトルも、プラに入れられたコーヒーも、、
僕の目の前にある。。。
、、、、
、、、、
一人一人、、、なんかしないとな時期なんすかね。
気をつけて、、、、みるかな。





Results Varied for Probiotic to Reduce Risk of Diarrhea in Kids Taking Antibiotics

probiotic で、小児の抗生剤性下痢は減らんかってって。
でも、ただの下痢、は減ったって。

350 children。
中央値4歳。
probiotic vs placebo。
抗生剤 -24時間以内Startし、7日間。

で、抗生剤下痢は、
プロバイオ (14.6%、 23 /158 children)
プラセボ  (18.1%、 28/ 155 children)
差がない。

でも下痢全般、は、
最中、その後7日、に渡り、
プロバイオ、で少なかったんだって。

ふうん、
なんかしらはあんすねえ。




Virtual Reality Lessens Postoperative Pain


タイトルだけ。
VRゲームで、、、
術後の痛みが軽減。
熱中、、、、するって事なんすかね。
ま、、、お遊び系ですな。




Randomized Trial of Metformin, Ivermectin, and Fluvoxamine for Covid-19

コロナ感染後治療。
ま、重症化させない系Drug。
怪しい、、、やつっスね。

三剤、
metformin, ivermectin, fluvoxamine 。
、、、、
DM薬、寄生虫薬、SSRI(プシコ薬)、なんなんすかね。。。
患者は、3日以内感染、全員、、、肥満、、、と。

primary複合 end pointは、低酸素、救急受診、入院、死亡。

1431 patients。
1323 名で解析。
年齢 46 years; 56%女子。
ワクチン接種は、 52%

primary eventは、
メトフォルミン OR 0.84 (95% [CI], 0.66 to 1.09; P=0.19)

イベルメクチン OR 1.05 (95% CI, 0.76 to 1.45; P=0.78)

フルボキサミン OR 0.94 (95% CI, 0.66 to 1.36; P=0.75)

低酸素、を除いた、二次解析。
メト OR 0.58 (95% CI, 0.35 to 0.94)
イベル OR 1.39 (95% CI, 0.72 to 2.69)
フル OR 1.17 (95% CI, 0.57 to 2.40)

入院、死亡だけで、
メト OR 0.47 (95% CI, 0.20 to 1.11)
イベル OR 0.73 (95% CI, 0.19 to 2.77)
フル OR 1.11 (95% CI, 0.33 to 3.76)

ま、、、
差はないっスよね。
ただ、、、
魔法の薬候補のメトフォルミンが、、、
かなり良い勝負をしてるとこがすごいっスな。
ま、、、
Do No Harmっスよ。




Clinical Spectrum of Children with Acute Hepatitis of Unknown Cause

子供の急性肝炎は、今年のトピックの一つ。
でも、、、、イギリスで圧倒的に多いんすけど、
その他の国では、非常に少ない。。。

44 children。
年齢 4歳 (1 to 7).
症状は、
黄疸(93%)、嘔吐(54%)、下痢(32%)。

ヒトアデノウイルスの分子検査を受けた30人の患者のうち、27人(90%)が陽性だった。

6人の患者(14%)で発症した肝不全は、全員が肝臓移植を受けた。
患者は誰も死ななかった。
肝臓移植を受けた6人を含むすべての子供たちは退院した。

アデノ、、、、ねえ。
決して珍しいウイルスじゃないんすけど、、、
今年だけ、、、
なんなんすかね。。。




A Case Series of Children with Acute Hepatitis and Human Adenovirus Infection

同じく。アデノ肝炎。

15 children 。
原因不明、が、 9 (60%) 。
うち、8 (89%) 名で、アデノ陽性。。。
中央年齢, 2 years 11 months
5名で、肝臓からもアデノ検出。
3名で肝移植。
死亡なし。
アデノの株は、違うもの。

ん、、、、
死者がいないのが何よりっスけど、、、
怖いっスねえ、
アデノ、で、いいんすかねえ、
ま、わかってもどうしたら良いのか、、、ですけど。。。