カッコよく生きましょう。 | 犬好き麻酔科医ブログ

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海外臨床留学麻酔Dog、カブリオレのお送りする、
最新論文から、医療の未来像まで。
日々精進。

全然関係ない話。


先週末、ばっちゃんの葬式と、
息子の初めての誕生日が重なり、ましてん。

ばっちゃんは、95?かな。
普通だと、 大往生って言うんですか?
ただねえ、メンタル?、と言うか痴呆になって、10数年入院して、僕の事も勿論分からんようになってからも何年も経つんでね、、、
5年くらい前に見舞い行ったのが最期でしたわ。
日々、手術の麻酔してる中でね、、、
ボケてしまって、家族のこともよくわからんくなってしまった人のオペもあんですけどね、、、人間、無理に生きずに、死んだ方が、もっと悲しんでもらえるんじゃないかな、、、なんて思ったりしてましたわ。
自我をなくしてまで生きるもんじゃないっしょ、ってね。
ウチの病院は、心臓の急患が多いから、術後に脳梗塞とかね、ひどい状態になってね、家族は、生きてるだけで嬉しい、、、、言うてもね、それが何年も経ったらどう思うんだか、いつも心配になります。
良い時のまま死ぬのもね、一つの形ですよねー。
若い人はね、、、必死に生かそうとするけど、ご高齢でね、、、どこまで頑張るか、ってな、今後の医療の現場で、議論がもっと進むっしょ。なにせ世界一の高齢者天国やけん、日本はね。


後はね、、、
カブリオレ君っていう、ウチのワンワンはもう15歳でね、ドンファンとこのイブちゃんより年寄りですが、
その子以外にね、去年、人間の方も子供ができまして、1歳になりました。

日々、生きる力のスゴさを教わってます。

仕事ばっかしてて、
どこまでこの道を極められるか、って生きて来たけど、
今はこの子の事がメインで、
後はまあ、ほどほどで良いかな、、、なんて思えますわ。

ただ、
人として、カッコよく仕事をする
人として、カッコよく生きる、
人として、カッコよく最期を迎える、

そんな風な姿を見せれるよう、
頑張ろうと思う。

普通であれば、
いつかはわからんが、親は子供より早く逝く。

それがいつかはわからんが、
そんな時、
親父、カッコよく生き、カッコよく死んだな、
と言ってもらえるよう、、、

その日が来るまで、
頑張りますよ。

そんな子供が、
ブログなら残るけん、
いつか見る事があるかもしれないからね。
ま、、、、
でカブリオレじゃ、誰だかわからんがな。。。