早いもので、もう9月か、、、。
Drug-Eluting or Bare-Metal Stents for Coronary Artery Disease
PCI=DESの時代に、なって数年ですが、、、、。
BMSと、
死亡、MI、再試行、血栓、QOL、
に、差が出た報告は、実は、限られていますよね?
METHODS
9013 patients 。
安定、不安定の冠動脈疾患で、PCI予定の人。
DES、BMSのどちらかかが予定されている。
DES群では、
96%は、 everolimus- か、zotarolimus-、のステント。
primary outcomeは、
複合で、死亡、MI、が5年以内に起きるか。
Secondary outcomes は、
再試行、ステント血栓、QOL。
RESULTS
6年後、、、
primary outcome は、
DES 16.6%
BMS 17.1%
(HR, 0.98; 95% [CI], 0.88 to 1.09; P=0.66).
と、
全く差はなし。
再試行は、
16.5% 🆚 19.8%
(HR 0.76; 95% CI, 0.69 to 0.85; P<0.001)
と、DESで少なくて済む。
血栓は、 0.8% 🆚 1.2% (P=0.0498)
と、DESで少ない。
QOLに、差はなかった。
CONCLUSIONS
死亡、MIに関しては、DES、BMSに、差はない。
ただ、再試行する頻度は、DESで少なくて済むようだ、と。
DES全盛、、、、
というには、まだまだ寂しい結果しかないなあ、と。
DAPTの期間、出血、など、
改善の余地はあるけどね。
今後、どこまで地位を確立できるか、勝負の時期やね。