勇気づけの嵐
<日替り記事>
【音楽遍(偏・変)歴・ロック編・3】
ジミー・ペイジは、ニール・クリスチャンとの過酷な活動等で体調を壊したので、アート・スクールに入学し、ツアー等から少し距離を置くのですが、その絡みで同族のジェフ・ベックと知り合う事に繋がります。
またこの時期早くも、結成したばかりのストーンズメンバー3人らと知り合い、マンチェスターでのブルース・フェスに出かけたりしているんですね。
さてそれからしばらくの後、ジェフ・ベックの個性で更に輝きを増していたヤードバーズに、スタジオ・ミュージシャンとして名をなしていたペイジも急接近。
前回、ヤードバーズで、ベック+ペイジのツイン・リードギター曲として「幻の10年」をお聴き頂きましたが、補遺として、残りの2曲もここでお聴き頂きましょう。
先ず、そのB面となった「Psycho Daisies」。
シングルのみの発売だったので、両曲共なかなか耳にする事ができなかったのですが、ようやくCDやネットで聴ける様になりました。
そして「Stroll On」はミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画『欲望』の挿入歌で、サントラ盤にも入っていました。
尚、前曲で観られる映像にその映画シーンの一部が出てきます。
楽器を壊すシーンが撮りたかったそうで、キース・ムーンがドラムをいつも破壊していたザ・フーにあった出演話を、マネージャーのジョルジオ・ゴメルスキーが無理くり取って来た仕事ですが、ベックが名乗り出てギターを叩き付けています。
以後しばらくコンサートで、アンプを壊すのが癖になり周りが慌てたとか。
おっと!
隠れツイン・リードらしい4曲目?があります。
「Great Shakes」で、レコードにはないCM曲がCD化されています。
そして、ジェフ・ベックが参加した、いわく付きのライブ、サンレモ音楽祭の2曲もご紹介。
イタリアで発売されたスタジオ録音の方は、逃げ出して参加していないのです。
曲のせい??
後年、「恋は水色」やクラプトンと「ムーン・リバー」なんぞを演っているんですが...。
トリプル・リードもあります。
ストーンズ・リズム隊のチャーリー・ワッツとビル・ワイマン、ジョー・コッカー等も参加。
難病支援のチャリティー、ロニー・レーン、アームズ・コンサートです。
ヤードバーズに戻りましょう。
クラプトン加入前には、親に反対されて抜けた若い初代ギタリスト、トニー・トップ・トーパムがいましたが、レコードは残されていません。
しかし、その後ソロ活動を開始し、それらの音源は以下のCD等で聴く事ができます。
さて、ファン泣かせのヤードバーズ、権利関係が複雑で、冒頭曲の様に入手困難なレコードが多かったのですが、近年、海賊盤や後年発売されたボックスセット群等で、ほとんどの音源が聴ける様になっています。
その中には、前出のCMソング、サンレモ曲、キース・レルフの結成したトゥゲザーの録音なんかも含まれます。
また今年に入って「Live & Rare -CD+DVD-」なんて強力盤も出ています。
そして、ドラムを担当していた残党のジム・マッカーティは近年も活発に活動していますね。
(続く)
<シリーズ・自由研究ノート>
【お断り】
本シリーズでは、今までのキーワードシリーズと異なり極私的見解が多く含まれて来ますし、にわか学習による誤認もあり得ます。
なので、アドラー心理学についても触れている、色メガネを通して書いたエッセイとお読み取り頂ければ有難いと思う次第です。
【勇気づけの嵐・41】
<相葉雅紀>
1)これはラジオ番組「レコメンアラシリミックス」からです。
「学校のその、社会?つーか?社会の仕組みっていうか?っていうのは、子供社会も大人社会も、そういうね?社会があるんだから。そこにこう、馴染むっていうことは大切なことだと思いますよ。」
(ちかさん)「なるほどね。自分で、ある義務を果たすとか、役割を務めるとか。
「そう。学校はそういうのを教えてくれる場所だと思ってますよ。」
(ちかさん)「なるほどねえ」
「ただ、大学とかさ、専門学校ってなると、また話別でしょ?」
(ちかさん)「うん」
「そう、勉強したいから行くわけじゃない。それまでの義務教育の期間っていうのはやっぱりその、そういうなんか、人間関係を学ぶ場所だとオレは思いますね。」
☆相葉さん。アドラーが目指していた社会との関係重視について、よく言って頂きました。
お金を沢山稼ぐ為に、よい上の学校目指して勉強に励んでも、幸福は待っていてくれませんね。
貢献感が育つ様、先生方もどんどんアドラーの勇気づけを学んで、そしてそれを伝えて頂きたいものです。
2)雑誌のインタビューでは、「相葉哲学」とも呼べる力強さが感じられたと、以下の言葉が載っていました。
「結果を求めて今を生きるのではなくて、ただ、懸命に生きた今があれば、結果はなんでもいい」
「先のことを考えられないのは、性格も大きい」(笑)
☆アドラー心理学の過程重視思想と同じです。
結果至上主義、成果主義は、勇気くじきにつながります。
対他競争やごまかし等、結果を出す為の悪弊がつきまといます。
この辺は「1.アドラー心理学とは<勇気づけ>」のところで、「ほめる」と「勇気づけ」の違いとして書いています。
3)「俺だって、学生のころは体育の授業とか運動会のリレーとか、戦いの場面は、いっぱいあったね。 あと、弟に対して、ライバル意識を持ったこともあった。 中学生ぐらいのころだったかな。 腕相撲で弟に勝てなくなっちゃってさ。 “年が4つも離れてるのに、なんで勝てないんだ?これはまずい!!”って焦って、鍛え始めたことはあった。 弟はボクシングと柔道をやってたし、俺より背もちょっと高くて、胸板も厚いからね。 その後、あっさり勝てねえやって、あきらめたけど(笑)。」
「メンバーに対してのライバル意識は、あんまりないかな。 ライバルっていう感じじゃないしね。 今の嵐にとってのライバルは、“己”でしょう! その日その日で、コンディションを整えていかないといけないから。 己に勝つことが大事!」
☆ここでも対自競争論が。
(続く)
<シリーズ・動画の旅・10>
愛知の鉄道100年フェア、メイン会場となった元笹島貨物駅では様々なコーナーがあり、HO模型の運転会準備中の友人を訪ねて開会日前日に訪ねた時には、本シリーズでチョロッと映像が出ましたが、柵もしてなかった義経号の運転台にちゃっかり上がり見学すると言うお土産を頂戴しました。
本番の会場では、ここでも運転席、DD51の体験乗車会。
入場直後に整理券をゲットした私は、何と!運転体験もできました。
運転台が意外に高く、周りを見下ろす感じが面白かったですね。
リニア鉄道館にいるEF58の157号機を浜松機関区のイベントで運転した時と違って、ノッチ刻みに気を使う必要はなく、オートマ車の様に加速はスムーズでしたが、定位置停車は、やはり相当気を使います。
EF58の時はオーバーランしたおかげで、バック運転も体験できちゃいましたが。
映像は現役機関士によるDD51模範運転です。
(続く)
<鉄道動画集>
YOU TUBE「スヌーピー1」からご覧下さい。
<プロフィール>
本ブログ中、横300サイズの小画像はお借りしたものとなります。
ベストセラー書「嫌われる勇気」で大ブレークを果たしたアドラー心理学では、困難を克服する活力を与える「勇気づけ」をとても大切なものと考えています。
本ブログは、夫婦関係、子育て等の困難から救われた自らの経験を活かす為、幸福を目指すこの心理学の案内役となり、各種ワークショップやカウンセリング等への橋渡しができればとの思いでスタートしました。
また、勇気づいた人の象徴的存在である嵐の活動、旅や趣味の世界等についても合わせて綴っていますので、同好の方にお楽しみ頂けたらと思います。
巻き起こせ!
勇気づけの嵐。