耳よりも重要なこと | 坂道ぶろぐ 2011

耳よりも重要なこと

前の記事で、ウルトラマンレオ第1話に
登場したウルトラセブンに「耳」が無い
ことを取り上げました。
当時のハヤブサ少年は全然気づかず、
それを知った後も別に気にしなかったと。

個人的にはそれよりはるかに許せない、
「ウルトラマンレオ」という作品の中で
最大の汚点だと思っているのは、
宇宙パトロール隊MACを全滅させた事、
カオル・百子・猛の三人を殺した事、
これに尽きると思います。
(MAC全滅!円盤は生物だった!)



本件は当ブログで再三書いていますが、
40年以上前に一度見て、それっきり、
それ以降、この第40話は不愉快すぎて
一度たりとて見ておりません。

それなのに!
40年以上前に一度見ただけなのに、
いまだに記憶にベッタリとこびり付いて

フラッシュバックしてくるんです。
MACの隊員がマッキーで脱出しようと
するも、シルバーブルーメに引き込まれ
悲鳴をあげながら殉職していく様子。
舞台が変わり、ショッピング中の三人が
瓦礫に埋もれて静まり返る中、カオルの
人形だけが何かをつぶやいている様子。
(おしゃべり機能のある人形?)
そして現場に掲出された死亡者名簿?に
妹の名前(カタカナ表記)を発見して、
その場に泣き崩れるトオル・・・
40年前に一回見ただけなんですよ?
こびり付いた記憶をもとに、この文章を
書いているだけで不愉快の極み、怒りが
込み上げてきます。



MACを全滅させたことについて、
プロデューサーの人だったか、その件を
後悔している
と。オイルショックにより
やむを得ない判断ながら、後悔している
ことが何かの本で書かれてありましたが、
何を今更ですよ。
「帰ってきたウルトラマン」第37話で
坂田兄妹を惨殺したシーンと合わせて、
昭和ウルトラシリーズの汚点ですね。
これらのお話が欠番にでもならない限り、
「帰ってきた」も「レオ」も作品として
一切評価できません。
心の底から「恥を知れ」と言いたい!