どうする家康を見て | 坂道ぶろぐ 2011

どうする家康を見て

大河ドラマ「どうする家康」を見てます。
大河ドラマはあまり見ないのですが、
最近は賛否両論の作品が多い印象ですね。
(でも何だかんだ注目度は高い)

ハヤブーは小学生の時代から真田幸村
大好きでして、そうなると徳川家康って
常に「敵=悪役」の位置付けで、
結果、徳川家康にはあまりポジティブな
印象が無いのですが、だからこそ今回は
見てみようかな、と。

昔の時代劇のイメージで見れば、そりゃ
「軽い」ってなるでしょうけども、
それは数年前の「真田丸」でも同様で、
「どうする家康」も、史実にもとづいた
歴史エンターティメント
として見れば、
普通におもしろいと思いますよ。
歴史ファンタジーとか、
歴史風トレンディドラマ、みたいな?


(真田太平記に登場した悪役の家康)

それに史実なので、我々視聴者はその後
どうなるのか顛末を知ってるワケです。
でも、作中の登場人物は迷っている。
織田につくのか、今川につくのか。
家康につくのか、一向宗につくのか。
この先も、秀吉につくのか、徹底抗戦か、
迷いながら、でも最善と思われる判断を
その都度していくワケですね。
それがおもしろい。

そして先日の放送では、
今川(義元)様の時代は良かったと、
もう一度その時代の世の中に戻したいと、
史実を知る立場からは、無謀とも思える
戦に臨む女城主が登場しましたが、
そういうのを見ていると、昔も、今も、
人間は基本的に変わらないなぁと。

それが昭和だったり、国鉄だったり、
会社の上司だったり、社長だったり、
あの頃は良かったなぁ、とか、
ロシア=旧ソ連でもブレジネフの時代は
良かったと思う方々がいるみたいですし。
(ゴルバチョフは国威を貶めたと)

迷ったり、過去を懐かしんだり、
それは戦国時代も令和時代も変わらない、
人間はいつの時代も基本的に変わらない
生き物なんだなぁ
、なんて、
「どうする家康」はそんな風に思いつつ
楽しんで見ておりますよ。