電車に乗って大冒険! | 坂道ぶろぐ 2011

電車に乗って大冒険!

午前は三人でイオンモールへ買い物に行きましたが、昼食をはさんで、
午後からは奥さんがいろいろお取り込みのご様子。
子供は買い物の帰り道にベビーカーで軽く寝たせいか、お昼寝する様子
がないので、ちょっとの間パパが連れ出すことにしました。
近所の公園に少し顔を出しましたが、園内を歩く中で、木片を拾い上げ、
まぁ それだけなら目くじら立てることもないのですが、こともあろうか
その端を口にパクリ。パパが血相を変えたのは言うまでもありません。
一番やってほしくないことを。
とは言っても、当たり前ながら子供に非はない訳で。
数ヶ月前なら笑顔で済ませられたであろうことも、今はそれが出来なく
なった。子供の口元にわずかに付着した砂を払いながら、某クソ企業と
現職の内閣総理大臣が憎くて憎くて仕方がなかったです。金曜日に見た
モロのように、例えこの身が滅び首だけになろうとも、あの男の喉元に
噛みついて喰いちぎってやりますよ、絶対にね。

とりあえず一気にパパのエネルギーを消費してしまったので、予定変更。
公園は切り上げ、電車に乗ることにしました。
北総線は間隔があく場合もありますが、改札から見える電光掲示板では
5分後位に各駅停車が来るようです。アテはないけれど、車内は少しは
冷房も効いてるハズですし、行けるところまで行くか、と。

坂道ぶろぐ 2011-子供と電車で大冒険

偶然にも旧型車両の9000形が来ました(笑)
ちょっと意外だったんですが、電車がホームに滑り込みドアが開くと、
子供は自分から進んで中に入っていこうとしたんです。わずかな段差や
ホームと車両の隙間もあるので、軽く子供の体に手を添えてフォローは
していましたが、子供はつまづいたりすることなく意外なほどスムーズ
に車内に乗り込みました。石橋を叩いて渡る慎重派の我が子にしては、
この積極さは驚きでしたね。

車内もすいていたので、ロングシートに子供を座らせ・・・
まだ小さいので、座らせても足が床につかない上に背中も背もたれに
届きませんので、常に後ろにパパの手を添えて。
慎重に自分のリュックを降ろして子供の水筒を取り出しましたが、
子供はちんまり腰かけながらも「いらん」と(笑)
汗をかいてるハズだから飲んでほしいんだけどなぁ。とりあえず自分も
喉が渇いてるんで、乗車前に駅前で買った三ツ矢サイダーゼロを飲み
ましたが。その様子を凝視していた子供に再度水筒を差し出したところ、
今度は飲んでくれました。

水を飲み、さらに電車の車内にも慣れたのか、座席から降りて歩く、と。
参ったなぁ。こんな揺れる車内を歩いて、他のお客さんに迷惑をかける
訳にもいかないですし。無理にでも座らせるべきか、子供の体に手を
添えて通路に立たせたまま迷っていましたが、やがて一駅先の小室駅に
到着し、ドアが開くと、子供も自らそちらに歩を進めるので、そのまま
下車することにしました。

最後部車両に乗っていましたので、降りてからもホーム上で、子供は
立たせて、ハヤブーはしゃがんで子供を後ろから抱えるような格好で、
それまで乗っていた電車をお見送りすることに。
斜め後ろから子供の顔を覗いた範囲では、電車を見送る子供は特に
笑顔だったりはしませんでしたが、
ここでなんと、去りゆく車内から車掌さんが子供に向けてバイバーイと
手を振って下さった
のです!
30年以上前、自分も車掌さんに手を振って振り返してもらって大喜び
したものですが、今時はそんなことをする車掌さんはいないと思って
いましたけど。加えてこの日は、こちらから振って、振り返してもらった
のではなく、あちらから振って頂いたので。
当の子供ではなくパパの方が大感激(笑)
子供の頭越しに、静かに小室駅を走り去ってゆく9000形の姿・・・
その一連の光景がすごく目に焼き付いて、今も鮮明に覚えていますね。

さて。小室駅の階段は長いので子供を抱っこして昇り、残り1/3位の
場所で降ろして子供に昇らせることにしました。もちろん体にはパパが
手を添えて。
コンコースに上がると、小室駅って人がいなくて本当に静かなんですね。
駅舎自体は近代的な作りですが、人気の無さはローカル線のよう。
おかげで子供も好きなように歩かせられました。そして何とか子供を
誘導して自動改札へ。子供も特にいぶかしがることなくトコトコ歩いて
いくので、自動改札も抱っこはせずに、子供を先に行かせてすぐ後ろから
パスモタッチで無事通過
! おぉ。子供が自力で自動改札を通過したのは
初めて
ですよ(笑)
改札の先にはまた昇り階段があり、少し子供に昇らせたりもしましたが、
暑いせいか子供が無口になりつつあったので、ほどほどでヤメさせ、
引き返すことにしました。再度自動改札を自力で通過させて駅の中へ。

10分弱の待ち時間で反対方面行きの電車が来ました。都営5300形。
子供も疲れ気味の様子でしたけど、ホームに着いた電車のドアが開くと、
ここでも自分から進んで中へ。
パパは昔、電車の自動ドアの開閉時に発生するプシューッっていう空気音
が怖かったんですが、子供は平気みたいで。
車内のロングシートに座らせると、今回は終始おとなしく着席&水筒の
水もよく飲んでくれました。実際はこの一駅間は3分なんですけど、
往復とももっとすごく長く感じました

まぁ、すぐ隣でちょこんと腰かけている我が子の後ろに手を置き・・・
そういう時の気持ちって何とも表現しがたい嬉しさがある訳ですが。

自宅最寄駅に到着。降車も問題なく、自動改札もやはり子供が自力で通過。
とはいえ疲れているハズなので、あとはパパが抱っこして自宅に戻りました。