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本日のおクルマはレクサスLS500hのハイブリッドモデルになります。
こちらのミッションオイルを交換して欲しいとのご依頼で、何軒か他のお店さんにお問い合わせされたそうですが「やった事ないから」「レクサスは受けてない」などのご返答にお困りだった様子でした。
確かにやる側からすれば、チョット不安な車型ではありますが調べた所「電気式CVT」というミッションなので圧送交換は不要な型となります。
先ずはアンダーカバーを外して、オイルパンのドレンからフルードを排出します。
そして恒例の(笑)ストレーナー交換とオイルパン清掃します。
う~む、磁石の綺麗さからして既にフルード交換されているのかも知れませんね。
フィルタも白い素材が確認できるくらいなので、非常に状態良いです!
ミッション助手席側面のリフィルプラグを外して新油を注入します。
調整用のオーバーフロープラグから滴下した後、追加で1.6L補充します。
そうしたら、シフトレバーを各レンジ3秒以上保持してP→R→N→D→Mの順に動かしたら、再度フルードを抜くという作業を今回は3回繰り返しました。
画像上段の左から順に1から3回目まで比較の為並べてみました。
下段の新油と比較してご覧ください。
今回はトヨタのGTSを使用しましたが、スキャンツールを使用してミッション油温をモニタしながら油面調整を行います。
この型は30~40℃の間でと指示されてます。
走行後ですとなかなかターゲットの油温になりにくく、今回はミッションを冷ますのに多くの時間を要しました。
エンジンオイルと違いミッションオイルの定期交換はあまり一般的ではありませんが、排出したオイルの色を見てしまうと劣化具合がよくわかりました。