私の働く施設では一気に職員が退職し、また定年退職を迎えて出勤を減らす職員が続出しています。
こうなると一人当たりにかかる職員の業務負担が増し、それに伴いサービスの質が落ちることは言うまでもありません。
実際に本来しなくてはならない口腔ケアの回数が減ったり、トイレの定時誘導は無くなりました。
それでも日勤帯に従事する職員は減りましたが、夜勤と比べたらまだ人数的には余裕はあります。
夜勤はワンフロアー2人しかいませんからね。
流石に夜勤の職員を2人以下にすることはできないので、夜勤の業務量は以前と変わりません。
しかし日勤帯で日常的に職員不足となって、さらに業務負担が増している職員にしたら、たとえ夜勤帯の職員数や業務量が変わらなくても、体と心の負担はストレス全開なんでしょう。
「夜勤帯でやるべき業務をカットしてしまう職員が出てくる」
実際は夜勤の業務量は開設以来変わらないのですが、日常化している日勤帯の職員不足で、夜勤の業務まで影響を及ぼしています。
・定時のオムツ交換をしない。
・失禁している利用者の更衣交換をしないで朝まで放置。
・定時で行われている筈のラウンドもやらない。
(実際巡視を怠ったせいで転倒したことに気づかず、何時間も発見が遅れた例もあります)
(他フロアで起きた事例)
流石にこのような事が起きれば、私も目を瞑る訳にはいきません。
百歩譲ってストレスがマックスなのは理解します。
しかしこのままではマズイですよね……………
我々管理する側からも理事長には人員補充についてお願いはしています。
しかしリハ科、看護科共々介護士に協力して業務に当たって欲しいとしか言いません。
流石にこれには他の部署からも不満があるようで、リハ科はリハ科の業務があるし、看護科は看護科の業務もあるので納得がいかないようです。
我々の知らないところで利用者に対するサービスの質は確実に低下しています。
「利用者を中心とした介護を提供する」という理事長の理念は脆くも崩れ去っているのに、何故理事長はここまで人材補充を拒むのか理解できません。
潰れるのかな…
ここの施設……………