ストレスに強く、真摯に向き合える。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

数年前、ある職員の虐待騒動があり行政が入るほどの騒ぎがありました。

それを機会に認知症棟では人員配置には十分な選考があり、認知症棟に適した職員を配属するようになった経緯があります。


それからかなりの年月が過ぎ、一応人員配置には今でも十分な選定を行っていますが、それも徐々に崩れつつあります。


「認知症棟ではストレスに強く、利用者一人ひとりに真摯に向き合える職員でなければならない。」

(本来は認知症介護だけに当てはまるものではない)


現場で働く介護職員の皆さんに言わせれば、何を夢物語のようなことを言っているのだと言われそうな理想ですよね。


でもこれを崩すと虐待の危険性が高まります。


そう… 今まさに私の職場で再び起こっているのです。


今までは確信に繋がる証拠は無かったので、慎重に状況を判断していました。
しかし最近になって新たな事実が浮かび上がり、近々その職員と面談をする予定です。

私としては解雇という処分が良いと考えていますが、私以上の幹部はそうは考えていないようです。

要は現場が回らなくなるから。
日勤はともかく夜勤をできる職員がいなくなるというのが大きな理由みたいです。


情けないような話ですがそれが現実。
解雇してその後はどうするのか……………


最終的には事務長、施設長が判断するのでしょう。
この結末はまたいずれ何らかの形で報告しますね。




最初は軽微な暴言から始まった、不適切な対応が始まりでした。再三の注意はしていたもの、一向に反省の色は見せず現在に至ったのがこの始末です。

その職員が認知症棟に異動になった際も、色々な物議が上がりました。
認知症棟に適していない…
虐待や暴言が心配…

でも結局はその当時の認知症棟の職員が不足していたため異動となり、以前犯した過ちと同じことが起こってしまったのです。


「認知症棟ではストレスに強く、利用者一人ひとりに真摯に向き合える職員でなければならない」

一見現実離れした理想と言われそうな私の考えですが、これを崩した結果がこの状況となったのかな。