介護離職か、それとも介護しながら働くか。
私の職場には親の介護をしながら介護職として勤務している職員は結構多いです。
また親の介護のために介護離職した職員も結構多いです。
半々くらいかなぁ~。 (^.^)
年齢層も若い職員から、40~50代の職員まで半々くらいです。
40~50代くらいの年齢になると大抵は自分の親の介護の問題が出てきます。
もちろん当施設でも。
親の介護をしながら仕事をしている人たちのことを思うと、この業界ですから在宅での介護の厳しさは十分理解できます。
本当に胸が一杯です。
ですが。
そのため親の介護の関係で、急な欠勤や長期の休暇も時々あり、正直勤務状況がグチャグチャになってしまう事も日常茶飯事です。
急な欠勤や長期の休暇をとらなければならない職員も、毎回肩身の狭い思いをして休まなければならないし、申し訳ないといつも言っています。
私たちも「気にしないで」(^_^)と心良く笑顔でいますが、心の中では「またか」(T ^ T)と涙目が本音の職員もいることは事実です。
国は介護休暇の推進を考えていますが、実際この介護業界では正直現実味が無い。それに対応するだけの職員も足りていないのが現実ですから…
それでも我々介護職員は介護に関する大変さを理解しているので、他の職種の人たちよりも協力的に介護休暇や介護のための欠勤は協力するのは当たり前だと思っています。
私だって年老いた親が今も健在でいますが、明日には自分もその環境になることは否定できないのですからね。
でもこのままではいかんな~~ (~_~;)
現場が成り立たないし、職員の負担も増える一方だし。
そうでなくても介護職は休みが非常に少ない業種なので。
今日は私の妻も休みのところを急な呼び出しで休日返上の出勤だし(妻も介護職員)
そんな職場環境を自分ではなんとかできる立場では無いし、状況を改善できる良い方法も見つからないし……… (~_~;)
この問題は考えたって何とかできる問題では無いから諦めるか( ´ ▽ ` )ノ
介護離職の問題は我々介護関係職員でも深刻な問題です。
介護の厳しさを理解している我々だからこそ協力して介護休暇をしなくてはならない職員をフォローできますが、世間では介護休暇については積極的でない企業もまだまだ多いです。
国が未だに介護離職や介護問題について適切な対応が行えない間は、当分この超高齢化社会は人それぞれの心で、助けあっていかなくてはならないでしょう。