タイ料理やベトナム料理。昔々、中学生の頃とかにざっくりと食べたときは、辛さや酸っぱさや、パクチーやナンプラーの香りに「こんなん食べれませんぜ」とかなったものだけれど。




 今となっては、もの凄く美味しく食べているという事実。むしろ、あまりにもジャパナイズされた味だと「コレ、パクチー足りない」とか「もっとナンプラー欲しいね」とか思うくらいになってしまっている。




 味覚って不思議。




 それにしても、どんどん雑食になっていくような。酒も好きだけど、甘いものも好きだし、酸っぱいのも辛いのも、しょっぱいのも苦いのも、あらゆるジャンルが好きになってきている気がする。




 まぁ、幸せが増えるから、良いけれど。




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 パソコンが復活しました。いやー、温度もそれなりだし、ファンの音も劇的に静かになったし、快適だ。料金だって、数年に一度のオーバーホールと思えば、高くなかったし。




 そして復活ではないけれど、待ちに待った、新作。




C O H-1Q84


 正直、春樹さんの小説は読む準備とか、心作りとかがあるので、新作が出たら買う、とかいうスタンスではないんですが。今回だけは、特別。そりゃ、ね。




 タイトル。『1Q84』。イチキューハチヨンですよ、つまり1984。買わないわけには行かない。だってほら、生まれ年ですから。それが小説に絡んでいるとなれば、もう。




 早速読み始めてます。春樹さんお得意の手法もありつつ、進んでいくみたいですが。コレたぶん、とりあえず書店とか広告では全2巻とか書いてるけれど、どう考えてもそれじゃ終りじゃない。2年後とか3年後とかに、あと2冊、3と4が出るでしょ。




 かつて『ねじまき鳥クロニクル』にて、1,2を出したのちに、3が出されたように。批判も多いし、賛否両論なんだろうけれど、恐らくは今回もそのパターン。そう考える理由は幾つもありますが……そもそも、構想で一番長いっていうはずなのに、1,2だけだとねじまき鳥よりも短いことになっちゃいますしね、それっておかしいですし。




 とりあえず、ザーッと勢い良く読んでしまおうと思います。そして、短スパンで何度か読み返す。




 このタイミングで新刊が出てくれたのは、もの凄く嬉しい。いろいろな意味で、ね。




 そういえば、『ノルウェイの森』も映画化されるから、好きじゃないけれどまた読み返しておこう。




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 コーヒーがとてつもなく、美味しい。最近は、コーヒー屋のコーヒーの味の淹れ方とか、また遊びながら淹れてるんですが。最終的には、やっぱり自分なりの淹れ方のバランスが美味しい。そりゃそうか、好きな味で淹れられるように練習してるんだから(笑)。




 今うちはコーヒー豆がとても豊富です。ホリグチも丸山もバッハも、その他様々な店の豆がズラズラと。楽しい。総て味が違うのが明らかに分かるから、面白すぎる。やっぱり楽しいなぁ、コーヒーって。     arlequin