とりあえず、一つ落ち着いたのかもしれない。だからといって、何がどうなったわけではないけれど、後は僕自身がどうにか考えれば良いことだ。それもまた、楽しい。そんな風にいられること自体が、嬉しい。




 いろんなことが、ある意味でラクになったような気もする。不思議なものだ。




 なにはともあれ、やっぱり想う人と一緒にいられるのは、良い。




 そんなところで、雑記。




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・「言葉」




 ずっとずっと、必要なものは形あるものなんかではないと思っていた。形がない何かこそが大切なものであり、ある種の形創られているものなど、形がないものに付随するような、おまけだと思っていた。




 言葉も、その一つだ。




 言葉に出来ない何かこそが素晴らしいと思い込み、言葉に出来てしまった瞬間それは光を失うとすら思っていた。




 ある意味では、言葉を発すれば発するほど虚しく感じ、言葉を欲すれば欲するほど卑しく感じたものだ。




 でも、それは間違いかもしれない。




 形あるものが大切なことがある。言葉になったからこそ、光を得るものがある。




 言葉は発するべきだ。そして、欲するべきだ。




 


 オーケー。






 そういうことだ。






・「ブループリント」




 青写真を描く。遥か先を見据えた、創造図。




 あれがしたい、これがしたい。どうありたい、こうありたい。




 夢を、語る。




 青く細い線は縦横無尽に広がり、想像を超えそうな境界線の先まで、伸びようとする。




 描くことは容易い。




 


 平面。






 語ることも容易い。






 二次元。






 そこから、どうするかだ。






・「輪」




 円のメタファー。




 円が持つ意味は無限に連なり、円の持つ力は常に膨らむ。




 だからこそ、輪にかける意義がある。




 総ては、円。






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 プライオリティもないのかもしれない。イニシアティブもないのかもしれない。でも、それでも構わない。




 そんなことは、どうでもいいことだ。




 少しずつ。     arlequin