クリスマスっていう話だけれど、思うに日本人の考えるクリスマス像ってのは、もちろんキリストがうんちゃらとかは実はどうでもよくて、いわばただそういうイベントに乗っかって、楽しめたらいいじゃんかみたいなことではないか。
現実的に、僕自身もそういう考えであり、たぶん大概の人がそんな感じだと思う。別に祈ったりなんてしないし、メリークリスマスと大声を張り上げたりもしない。粛々と、気分よく楽しめるイベントとして、迎える。
僕は人ごみは嫌いだけれど、そしてわけの分からない雑踏も嫌いだけれど、こういうイベント時のなんともいえない多くの人々が笑顔でいる雰囲気、というのは実は結構好きだったりする。そりゃ無論、全員がそうだとは言わないけれど、割合は明らかに増えていて。
生活して周りを見ていると、なんだかんだで笑顔で街を歩く人というのは、そんなに多くなかったりする。仕事だったりもするだろうし、別に終始笑っていることが良いことだなんてまでは言わなくとも、それほど多くないことをいささか残念に感じたりする。
ただ青い空の下を歩いているだけで、風の中を進んでいくだけで、あるいは何でもない日常を過ごせるだけで幸せって感じられるし、それで笑顔は自然とこぼれたりするんだけれど、たぶんそんな風な人は思っているほど多くないのかもしれない。僕は、そちら系の人間なんだけれど。
だからこそ、イベントだろうがなんだろうが、そんな風に生活そのものを幸せに感じている人が増えるのが、好きということで。
幸せな人を見ることで、幸せな人に触れ合うことで、幸せな人と空気を共にすることで、僕も幸せを感じられる。そしてその瞬間が、たまらなく素敵だ。
って、どうなんだろうね、こういう穿った捉え方は(笑)。
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明日からの生活が、また潤いを帯びます。思えば音楽を聴くという日常から離れて数ヶ月、よく頑張ったもんです。それまで毎日音楽に触れていたものが、全くなくなっていたのですから。

だー。ずっと欲しかった後継nano。しかも、レッド。初めのnanoが無き今となっては、買うならコレしかあるまいというか、コレ以外は考えられまいって感じだったnano。いやー、素敵よ、パキッとしたレッド。
しかも、薄いんすねー、現nanoって。でも画面はデカイ。手に持つごとに「やっぱりどう考えてもアップルは凄いよね」としか言い様がない。
無論、機能だけで言えば他メーカーのMP3だって別に良いわけですけれど、何が違うって結局はデザインと質感なわけですよね。どっちが金がかかっているかとかではなく、どちらか魅力を出しているかという問題。
もしかしたらipodも材料原価的に言えば、他よりも安いかもしれない。でも、そんなことはどうでも良くなる形があり、作りがある。持ったときに、どことなく嬉しくなれるようなポイントがある。それが重要で。
夜中だけれど、これからきっちり音楽を放り込んであげて、朝からバリバリに活躍していただこうと思います。
いやー、もうなんというか、くれた相方に感謝。つーかアレよね、ドンズバに欲しいモノをもらうとやっぱり純粋に嬉しいものよね、何をもらっても嬉しいっていえども。
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兄は兄で、嫁にモンブランのボールペンをあげるそうな。なんだかなぁ、あのブルジョワ家庭はどうしたものか。まぁ去年とかまでの、マックのコートやらエルメスのバッグやらほかモロモロに比べると、随分とおとなしくはなったか。
僕は僕で、もちろんそれっぽいモノはあげたんだけれど、それに関してはそのうちに何か書ければ良いかもしれない。 arlequin