様々な想いが胸の中で渦巻いて、幾つかの感情が心の中を飛びかって、結局辿りつく結論はわかっていて。




 心がせせこましいなぁ、と思ったりする。




 自分は大した人間でもないということが、そういう時によく分かる。




 それでも守りたい何かがある。




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 1月にほぼ身内というか、友人やら同僚やらを呼び(半ば無理やりな気もするけれど)、歌を歌うということになったわけだけれど。




 本当に、そんなことをしても大丈夫なもんか、少し不安になったりもする。




 所詮は素人なわけだし、しょっちゅうそういうコトをしているでもない。言うなれば、純然たる趣味なわけで。




 それでもいいじゃないか、と思えるような人が来てくれれば嬉しいなぁと思う。




 もう少ししっかり決まったら、一応日時場所は書いたり。




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 そんな中で、ずっと作ってきた曲たち。相方の先輩に「お前も何か新しく曲を創れよ」と言われるものの、イマイチそういうイメージがわかなくて。




 けれどここ数日で、「あ、そうだね。今の心持ちなら、曲を書いたほうが良いね」と思いペンとギターを握ると、あるいはメロディーに想いを馳せると、自然とするする何かが出てきたりする。




 良い曲になればいいなぁ、と思う。




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 「プロローグ」




 今 めくり始める この1ページ




 幕があがりさえすれば もうステージ




 心が踊るような 暖かくなるような 時間を探す




 


 呆れるほどに 湧き上がる言葉




 巡り巡って 色を変え いつか




 きっと誰かに 届きますように




 


 愛しさで満たされている 想い




 溢れる声 風に乗せ 遠い




 きっとあなたに 染みこみますように






 ほら 少しずつ 刻み出したステップ




 下手に着飾った プライドは捨て




 心が疼くような 優しくなるような 時間を創る




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 自分で歌う詩を書くつもりが、なんかこう先輩と掛け合って歌うべき詩を書いてしまった。メロディーも、そのままついてきてしまった。




 どうしようもないから、コレやろう。




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 そうこうしている間にも、いつも考えてしまうことがあって。それは嬉しいような、でもどこか寂しいような、そんな心持ちになる。




 誰かと話がしたい。




 いろいろと思うところを、話せればどれだけ良いかと思う。




 誰か、と言ったけれど、本当は話せる人は限られていたりする。




 考えてしまうようなことを知っている人は、限られていたりする。




 だからこそ知ってもらう意味もあるだろうし、話す意味もあるのかもしれない。




 でも、上手く話せる気もしない。




 それでもたぶん、聞いてくれるような人ばかりだけれど。




 


 でもそれはともかく。




 もっと一番、話がしたい人がいる。




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 入浴剤って、思いのほか良いものかもしれない。主にミルク系しか使う気はサラサラしないけれど。なんとも柔らかい気分になれる。     arlequin