すっかりめっきり寒くなって、そろそろコートですねという雰囲気が漂う。マフラーも素敵ですね、なんて空気もある。毎年毎年思うのは、思えば素敵な手袋ってないのね、ということ。
毎年「去年も寒かったから、今年は手袋でも買おうかしら」なんて思うものの、結局買わないんですよね。殊更、こだわりがあるわけではないから、単純にカッコよかったり可愛かったりすればそれで良いのだけれど、いざ自分で買うとなると、妙に優先順位が下がってしまい、そのまま冬を終えてしまう。
今年はどうするかなぁ。たぶん買うことはないんだろうなぁ、なんて思う。でもリアルに冬は手がヤバイことになるのよね。寒いというか、痛い。
悩みどころ、一号。でもその前に、時計の算段を立てないとねぇ。時計は、なんとかしよう。
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鎌倉でカフェと言えば。真っ先に上がるべくは、やはりディモンシュさんなんでしょう。

札幌の斎藤珈琲さんの豆ってことになるわけですが……これも良いなぁ、やっぱり。純粋に豆も良いけれど、煎りが巧い。えてして北海道の珈琲店の煎りが巧いのは、なんでなんだろう。土地柄なのか、その影響の人柄なのか。
僕好みの珈琲の味が出せる。雑味が少なく、でもパキッとした香りとコクはある。熱くても美味しいし、ぬるくても美味しいし、冷たくても美味しい。甘み、苦味、コク、酸味などのバランスが非常に綺麗。こんな珈琲なら、ちょっと苦手な人でもきっとブラックで飲めます、というような。
紅茶宣言をしておきながら、まだ珈琲ばかりに走ってしまう。んー、難しいね。いざ飲もうとなると、「じゃあ、珈琲で」ってなってしまう。せっかく好きなティーカップもあるんだから、紅茶にすれば良いのに。
早く、紅茶を頑張らないとなぁ。
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兄が、家を買ってしまったそうな。高いよね、数千万だものね。まぁ、ずっと家を買おうと色々探していたから、良かったのかもしれない。より落ち着いてくれるのかもしれない。妙なブルジョワ生活も改めてくれるのかもしれない。家が近くなるから、一緒にコーヒーを飲む機会も、もっと増えるかもしれない。
それはそれで、楽しいね。 arlequin