定期的な会合。月1月末あたりにというのが、定番化してそこそこに。今回は以前の3人メンツに加え、かなりもの凄く久しぶりに会う方も合流。この前行ったばかりにも関わらず、みなの希望によりプラネタリウムへ行き、その後に飲む。
人数が増えると、またそれはそれで楽しく、新鮮な角度で話をすることが出来る。しかも、傾向とかが分かり合えているとなおさら。ごもっともな意見も頂いたり、それはすごいなと感心したり。
ただ思うのは、もとより大人数というのが僕は苦手なので、定期的にうんぬんということになるとこのくらいの人数か、あるいは増えてもあと2人くらいが限界かとも思う。というよりも、それぞれがそれぞれと触れ合える限界。
それ以上に増えても、結局は不完全な触れあいが残りやすくなるし、逆に下らない話も真面目な話もしづらくなる。つまるところ、自由度が減る。まぁ、ドカッと人数が増えることなんて、そう考えられないから、良いのだけれど。
しかしながら、毎度ながら常に男が僕1人しかいないという状況も、よくよく考えれば不思議で。次は、なんとか1人男子を増やしてみたいところ。でもなぁ、難しいっちゃ難しいんだよなぁ、それも。男で固まる傾向っていうのも、嫌だし。
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んー、本屋という場所はそれが新品の本屋であれ、あるいは古本であれ、やはりキケンなところです。油断していると、ついコレもコレも、となってしまう。今日も少し。随分と「これはやめておこう、図書館で良い」とか「これは一時の感情で欲しいだけで、後に見返すこともないと思われる」とか考えて、結構絞ったのですが、それでも雑誌も含め4冊。
まぁ、アルネはいつも買うから1冊にいれるかどうかなんともだけれど。しかし、他3冊はどれもがあまりに良さそう(あるいは確実に良いに決まっている)すぎて、絞れなかった。というよりも、総てが自分の棚にあるべきだと思ったのです。
その中の筆頭の一冊。

雑誌です、創刊されてそんなにたってないけれど。『真夜中』という雑誌で、なんだろう括るとすれば……文学か芸術かそんなところなんでしょうか。エッセイや文章で基本は構成され、さらには芸術的な写真なども含んでいる、なんだろう文化雑誌とでも呼べばよいのか。
とにかく、まず装丁が良い。そしてタイトルや本誌そのものの作りも素敵。さらには、ここに文章を書いたりページを載せたりしている方々のメンツも素晴らしい。まずイキナリ高山なおみさんですもんねぇ……ある意味ズルイ(笑)。
結構真面目な文章の雑誌なので、まだまだこれから中を読み進め、深めなければいけませんが、面白い時間が過ごせそうです。ジャンルに囚われずに人選が行われているので、変わったリズムで様々な文章が読める。そしてページも綺麗だし。
ここんとこの文章的雑誌、あるいは他のファッションや雑貨の雑誌を含めても、この雑誌の出来、加えてコンセプトというのは素晴らしいと思います。なんだろう、「こういう雑誌、あっても良いよね」という期待を、まさに現実化しているような。
リトルモアはやはり凄いと思います。お気に入りの出版社の1つと言っていい気がします。良かれ悪かれ斬新なことを考え、とにかく1度手にとってみようと思える本が多い。この『真夜中』はまだまだメジャーの仲間入りは世間的には難しいのかもしれないけれど、しっかりと続けて、ひっそりとファンを増やしていって欲しい雑誌です。
近頃、面白そうな雑誌(とりわけ文章好きで)に飢えているという方、是非。
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一日が早い。もっともっと、一日が長ければ良いのにと、このところ特にそう思う。そしてまだ、ウダウダと人ともっと交流していたいなぁ、と思えるのは久しぶりかもしれません。何をするでもなく、ただ飲んだり食べたり、あるいは何かをしながら、とにかく話すという感じを。
イベント的な要素はなくたっていい。ただ分かり合える人達と、笑えればいい。楽しいっていうのは、本当はそういうことなんだろうと、改めて感じる。変わったことや、特殊なことや、あるいはそういう環境や状況っていうのは、もちろん心に残り響くものなんだけれど、中枢にまでたどり着いてジワジワと広がっていくのは、結局のところなんでもないことのほうなのかもしれない。
いろいろ、気付くのが遅いな、最近。 arlequin