George Michael特集 | ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

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過去と現在の洋楽シーンをチャートデータをもとに紹介するページ(週一更新予定)

Wham & George Michael Top40Hits

 

1: Wake Me Up Before You Go-Go 1位(3) 84年 ★  Wham!
2: Careless Whisper 1位(3) 84年 ★
3: Everything She Wants 1位(2) 85年 ● Wham!
4: Freedom 3位 85年 Wham! 
5: I'm Your Man 3位 85年  Wham!
6: A Different Corner 7位 86年 
7: The Edge Of Heaven  10位 86年 Wham! 
8: I Knew You Were Waiting (For Me) 1位(2) 87年 Aretha Franklin & George Michael 
9: I Want Your Sex 2位 87年 ★
10 :Faith 1位(4) 87年 ●
11: Father Figure 1位(2) 88年 
12: One More Try 1位(3) 88年 ●
13: Monkey 1位(2) 88年 
14: Kissing A Fool 5位 88年 
15: Heaven Help Me 5位 89年  Deon Estas f. George Michael
16: Praying For Time 1位(1) 90年 
17: Freedom! '90 8位 90年 ●
18: Waiting For The Day 27位 91年 
19: Don't Let The Sun Go Down On Me 1位(1) 91年 ● With Elton John
20: Too Funkey 10位 92年 
21: Somebody To Love 30位 93年  With Queen
22: Jesus To A Child 7位 96年 ●
23: Fastlove 8位 96年 ●

 

George Michaelの曲を10曲選んでみました。

 

Bad Boys / Wham! (83)  -Album "Fantastic"

 

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デビューアルバム『Fantastic』から3曲目のカットで全英2位、全米チャートで60位のヒットを記録。日本ではCMで使われるなど大ヒットの足掛かりとなったヒットです。個人的にもWhamを始めて好きになった曲がこの曲で、サビのメロディまでのスピーディな展開と、キャッチーなサビのフレーズが素晴らしいナンバーです。

 

Careless Whisper / Wham! f. George Michael (84) -Album "Make It Big"
 

 

 

世界的なスターとなったアルバム『Make It Big』の2ndカット。「Wake Me Up Before You Go-Go」で初の全米1位を獲得した後のこのバラードはGeorge Michaelを表に出して男女の恋愛のストーリーを切なく歌っています。全米1位を3週間。全英も1位で、全米では年間1位まで獲得しました。

 

Last Christmas / Wham ! (84) -Single
 

 

 

この曲発売以降にクリスマスの定番ソングとなった、ある意味Whamの中で最も有名な曲。全英2位を記録して、これ以降毎年のようにランクインして、2016年までに全英で1.8Mのセールスを記録しています。これは全英1位にならなかった曲としては最も売れた曲になります。去年のクリスマスという切ない歌ながら、全体を包むほんわかとしたメロディがクリスマスらしいです。

 

I Knew You Were Waiting (For Me) / Aretha Franklin & George Michael (87) -Single
 

 

 

Aretha Franklinのアルバム『Aretha』から全英、全米ともに1位を獲得したナンバー。ソウルクィーンArethaに負けず劣らずソウルフルな歌声をGeore Michaelは披露していて、R&B、Soulシーンでも人気が出るようになりました。作曲はClimie FisherのSimon Climieとカントリー界で多く曲を手掛けるDennis Morganで、プロデューサーは当時売れっ子でWhitny Houstonの2枚目のアルバムで人気者となったNarada Michael Walden。

 

I Want Your Sex / George Michael (87) -Single
 

 

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この曲が恐らくGeorge Michael のキャリアでは最も重要だと思います。Bivery Hills Cop 2のサントラからのカットで、際どい歌詞とPVで話題になりました。結果として全米で2位、全英で3位のヒットとなり、この曲を軸に初のソロアルバム『Faith』が作られることになりました。デジタルビートの冷たさとねっとりとした怪しさがこの後のGeoge Michaelの曲の基本線となったように思います。

 

Faith / George Michael (87) -Album "Faith"
 

 

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Grammy賞のAlbum Of The Yearも獲得したアルバム『Faith』の先行カットで、全米1位、全英1位、そして88年の全米年間1位を獲得したナンバー。全米年間1位を2回受賞したのは過去にElvis PresleyとBealtesのみでした。シンプルなアコースティックギターのメロディに導かれるロックなナンバーで、Wham時代とはまた違ったGeorge Michaelのイメージを強烈に残しました。『Faith』は全米シングルを4曲、「I Want Your Sex」と併せて6曲がTop10ヒットを残しました。

 

Freedom 90 / George Michael (90) -Album "Listen Without Prejudice Vol 1"
 

 

 

アルバム『Faith』の成功の後に、PVに姿も出さず、表立ったプロモーション活動も少なくしたアルバム『Listen Without Prejudice vol 1』はシンプルで温かみのある作品でしたが、そこからの2ndカットで全米8位、全英で28位を記録しました。84年の大ヒット「Freedom」とは違ったナンバーで、なかなかサビに行かないGeorge Michaelらしい長回しな曲。

 

Somebody To Love / George Michael With Queen (93) - Album "Five Live"
 

 

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Queenのカバーで、ボーカルをGeoge Michaelが行うEPアルバム『Five Live』は全英で1位、全米では30位のヒットとなりました。George Michaelの生き生きとしたボーカルと迫力が伝わってくる名カバーで、最後の観客と一緒に盛り上がる所は鳥肌ものです。

 

Fastlove / George Michael (96)  - Album "Older"
 

 

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96年のアルバム『Older』は全米ではあまりヒットはしませんでしたが、全英では6曲が2位以上となるヒットとなりました。その中で全米で8位、全英で1位のヒットとなったこのナンバーは、Geore Michael のソングライティングの凄さが伝わってくるダンストラックで、流れるようなボーカルにクールなメロディとの絡みが最高です。個人的にもBest 3に入ってくるほど好きなナンバー。

 

Amazing / Geoge Michael (04) - Album "Patience"
 

 

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2004年のアルバム『Patience』から。いろいろとゴシップが話題になったころで、George Michael自身もちょっと変わっていた感じでしたが、この曲では曲そのもので勝負ということで、全盛期の雰囲気を残していました。全英で4位のヒットを記録。クールなメロディと切ないサビの感じが良い感じです。

 

ということでGeorge Michaelの特集でした。