夏ウタ特集 | ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

過去と現在の洋楽シーンをチャートデータをもとに紹介するページ(週一更新予定)

Ver.5 Music Box Summer Song(再)

カリフォルニア・フィーリン~ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ/ビーチ・ボーイズ
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夏まっさかりということで、聞きたい夏のウタ。夏の歌にも色々ありますが、15曲を選んでみました。どうぞお楽しみ下さい!


全米のロックバンドBeach Boysの代表曲。夏と言ったら洋楽では外せない定番中の定番。コンサートでこの曲と「I Get Around」聞けば全員大合唱です。1963年にBeach Boys初の全米Top10ヒットとなる3位を記録しました。


Surfin USA / Beach Boys


夏ウタクラッシック。全米のロカビリーロックスター Eddie Cochranのヒット曲。軽快なロックからサビでブルースが入るあたりの可笑しさが魅力です。Whoを初め、様々なアーチストにカバーされています。1958年に全米チャートで8位のヒットを記録しました。


Summertime Blues / Eddie Cochran


60年代にヒットを放っていたNYのロックバンドLovin Spoonfulの唯一の全米1位曲で、65年に全米1位を記録しています。音を聞くだけで、夏の映像が頭に浮かんでくるロッククラッシックです。


Summer In The City / Lovin' Spoonful


一度は聞いたことがあると思います夏ウタのクラッシックソング。命を声に変えて歌った最強の全米の女性シンガーJanis Joplinの名盤『Cheap Thrill』から。シングルカットはされませんでしたがCMなんかで良く使われています。Janisの声がまるで楽器のようです。


Summertime / Janis Joplin


私のカラオケの18番(笑)。Led Zeppellinのボーカル Robert PlantにJimmy PageにJeff Beck、Nile Rogersという夢のコラボ Honeydrippersの84年に全米チャートで3位を記録したナンバー。夏のまったりとした雰囲気にぴったりです。


Sea Of Love / Honeydrippers


さらにまどろんでしまいそうな曲と言えばPaul Wellerのバンド、UKのポップバンドStyle Councilのこの曲です。UKチャートで83年に3位を記録。夏のカーステでこの曲を聴けば、夏だなって思います。


Long Hot Summer / Style Council


80年代のポップバンドの代表、全英から世界的なスターとなったWhamの83年にUKチャートで4位に入ったナンバーです。George Michaelのメロディセンスの光る夏ウタの代表曲です。


Club Tropicana / Wham !



夏限定の歌とは限りませんが、Beach Boysのオリジナルで、夏らしい曲ですから入れました。84年に全米チャートで3位を記録。Van Halenからソロ活動を始めたDavid Lee Rothがオリジナルを超えるクオリティの見事なカバーを作り上げました。カリフォルニアにようこそ!


California Girls / David Lee Roth


実はそれほどヒットしていないのに日本では人気の夏歌です。UKのシンガーChris Reaの86年のUKチャートで57位の渋いヒット曲です。夏にピッタリの良い声です。AORのムーディな雰囲気たっぷりの隠れた名曲。


On The Beach / Chris Rea


あの頃の夏と言う感じで、甘酸っぱい思い出が込められた夏歌の代表曲。EaglesのメンバーDon Henleyが85年に全米チャートで5位のヒットを記録しました。モノトーンのビデオクリップもフランス映画のような趣です。


Boys Of Summer / Don Henley


80年代後半にはソロで大活躍をした全米のポップスターBelinda Carlisleの90年に全米チャートで30位のヒット曲です。やや落ち着いたタッチというか、ストリングスの重い響きが印象的な夏歌です。


Summer Rain / Belinda Carlisle


80年代後半に登場した全米のソングライターRichard Marxのデビューアルバムから88年に全米チャートで2位に入った大ヒット曲です。Richard Marxらしい美しいメロディラインの光るポップナンバーです。


Endless Summer Night / Richard Marx


映画俳優としての方が有名になってしまったWill SmithのDJ Jazzy Jeff & Fresh Prince時代の最大のヒット曲です。91年に全米チャートで最高4位を記録。夏歌のヒップホップナンバーの代表曲。


Summertime / DJ Jazzy Jeff & Fresh Prince


北欧のポップバンドの代表Ace Of Baseの98年に全米チャートで10位に入ったナンバーです。オリジナルは84年に9位を記録したBananaramaのナンバー。オリジナルの野暮ったさを文字通りにクールに(CruelはCoolでもある)アレンジ。ビデオクリップも青を基調に実に涼しげ。


Cruel Summer / Ace Of Base


特集の最後はレゲエシンガーShaggyの95年「Boombastic」と両A面で3位のヒットでした。UKチャートでは5位を記録。オリジナルはMango Jerryの70年に3位に入ったヒット。Summerソングの定番ともいえるナンバーです。


In The Summertime / Shaggy


ということで夏歌特集でした。