村上開新堂さんへ行ってきました。
三条の京都市役所の近くに
ひっそりと佇む白い洋館のレトロ店舗です。
PUSH=をす。
時代を感じます。
ドアををすとタイムスリップしたような
異空間。
ボンボン時計が似合いそうな店内です。
明治40年創業𓆸
(昔、京都の友に300年以上を老舗とする文化がある、
と聞いたことがあるので村上開新堂はまだ赤ちゃんww)
現在は4代目が切り盛りしていますが
その味は変わらず
伝統の味を守っているそうです。
内装のひとつひとつ、
棚や椅子、テーブルに至るまで
全て昔のまま、時が止まったかのような
昭和モダンの素敵な空間。
幻と言っても過言ではない
クッキーがある!と一瞬心が躍りましたが
こちらは全て見本⬇︎
大人気のクッキー缶は、
今も予約制で店頭販売はしていません。
聞くと、今は1年待ちとのこと。
完全手作りなので量産できないことから
仕方がないのですが
一時期は3年待ちとも言われていたので
幾分かは、早くなっているようです。
「予約されますか?」
と聞かれましたが、そこまでスイーツ好き
ではないので止めておきました。
ちなみに電話でも予約可とのことです。
ロシアケーキの詰め合わせと
お菓子の単品売りは店頭販売をしています。
ロシアケーキとは、
クッキーよりもソフトな生地の焼き菓子で
アプリコット、レーズン、ぶどうジャムサンド、
ゆずジャムサンド、チョコレートの5種。
他に、マドレーヌ、ダックワーズ、
フロランタン、ガレット•ブルトンヌは
制限なく買えました。
バニラプリンは残念ながら売り切れ⍨
カフェを併設しているのですが
この日は休業中。貸切だったようです。
カフェ限定メニューを
食べてみたかったのですが…。
昭和初期からデザインは変わっていない
包装紙。
当時のエジプトブームが由来だとか。
私たちは、マドレーヌ、チョコレート、
ぶとうジャム、ゆずジャム、
ガレットブルトンヌを買いました。
マドレーヌは、とても上品で控えめな感じ、
バターは強くないので幾らでも食べられるほど
美味でした。
ロシアケーキは、ビスケットに近い食感で
甘さ控えめ、ジャムなどとの相性抜群、
日本人らしいお味です。
スイーツには詳しくはない私でも
これはファンが多いだろうな、と思わせる
魅力がある洋菓子です。
京都の名店のひとつとして
訪問することをオススメします⍢⃝