アフタヌーンティーを楽しんでいる時
R子が
「私、退職することにしました」
と切り出し、思わぬ告白を受けました。
同じ会社で同じポジションで
時に喧嘩もしつつ、良き理解者で
切磋琢磨してきた仲です。
驚きと同時に
『あ、そーなん。ふぅーん』と
聴き流すことはできず、
でも、その表情から決意が伝わってきたので
「いつ?」と切り返すのが精一杯でした。
考えてみると…
2月頃から「会えますか?」と
何度も何度も連絡をしてきていたのは
この話だったのか、と。
いつもの呑気な「美活情報、教えて〜」の
集合依頼だとばかり思っていたので
申し訳ない気持ちでいっばいになり、
様々な感情が入り乱れ涙が出てきました。
グズる私の肩をぽんぽん&撫で撫でしながら
会社へ意向を伝える前に
Chinacoに話したかったと、
R子は胸の内を語ってくれました。
互いにポジションもあって
退職の意向を示しても直ぐに辞められない
社内事情を熟知しているので
年内、ということになる見込みですが
会社を去ると同時に東京を離れます。
R子の将来を想うと、きっとこれが
最良だと、頭では分かっているのです。
だけど、単純に寂しいと思う自分もいて
「今後、誰とアフタヌーンティーに行って、
誰と韓国美活の話をしたらいいのん?」と
この後に及んでもわがままな気持ちを
素直に吐露すると
「東京にも来るし、ソウルにも行くし
いつでも会えますって〜」と笑うR子は
とても輝いていました。
アラフィフになり、残りの人生を考えた時
このままでいいのか、進む道を考えると
迷う日は、数えきれないほどあります。
R子も同じく、様々なことを考えて
この決断に至ったのだから
私よりも勇気があって格好良い。
そんな彼女にエールを。
これからも変わらぬ友情に
愛を込めて。