ブーブー(人間も可)用トライシクル、
ブーブーたちは、こういう檻に入れられて、
トリル地区の街中にある、
屠殺場まで運ばれるのが普通です。
フィリピンですから ((笑
バッテリー切れや、壊れたりしない、
ここでは最も信頼できる、見張り番。
お父さんがトライシクルに向かうと、
そのすり減ったビーチサンダルの後を追い、
いつものシートへ座り、
エンジンがかかるのを黙って待ちます。
話しこそはしませんが、
全てを聞き、匂いを嗅ぎ漏らさず、見て、
その時が来れば、即吠えて知らせてくれ、
忠義を惜しまない信頼できるヤツ。
その揺るぎない忠義を示す姿は、
自分自身、
犬であるとは思ってないのかも。


