18:30
近所の元ジャパゆきのアニータ(50代)、
ボクのビサヤ語の先生(笑)でもある彼女に誘われて、
マッカーサー・ハイウェイ沿い、
「マラヤン・カレッジ」へ、

新築の校舎4階、

アニータと日本代表 ((笑
アニータの息子(15歳)も来たのですが、
恥ずかしがって写真に入りません。

このミーティングのスポンサー「MX3」、
フィリピンでは最も知られたサプリメント、
ラジオでも毎時間そのCMが聴けるほど。
「健康のためなら死んでもいい」ボク、
ですが、全く全く興味ありません、
だって、医食同源ですもんねぇ~、
きちんと食べれば必要無いですから、
もちろん、そんなことは口に出しませんょ ((笑

ミーティングの目的は、これ、
キリスト教会の集まりです。
でも「教会での集まり」というより、
けっこう商業的雰囲気プンプン、
この聖書も無料(要登録)ですし、
英語版とビサヤ語版があり魅力的ですが、
どこの世でも「無料」には注意です。

体育館なみの会場、

この時点で1,000人は越えていそう、
いちおう「一見さん入場不可」で、
なんらかの招待を受けている人のみです。
ミーティングは、ちょっとしたショー形式、
二組の夫婦が話し手になり、
その内一組は夫婦共に細身長身で、
こういう会場ウケしそうなタイプ、
流暢な英語を喋り、時にジョークを交え、
ハリウッド映画でパーティに出てくるような、
ようするに、ボクの苦手な人たちです。
ジム・キャリーにでもなったつもりで、
ステージ上を大股で歩きながら聴衆へ、
自身の失敗、成功、そして神さまとの繋がりなど、
会場内に行き渡るよう向けられた黒いスピーカーから、
その場慣れした張りのある声が響き、
それに合わせるように、
真っ白い壁に3台のプロジェクターから投影される、
聖書からの引用文。
ゴッド、ラブ、そしてシェアと、
彼らの好きなフレーズと単語、
することがなく、走り回る子どもたちは、
スピーカーの声に負けないほどの元気な声、
周りの人たちには、その走り回る子どもたちなど、
まるで透明人間のように見えてないようです。
このフィリピン共和国で子どもたちは、
何かを壊したり、人にケガをさせない限り、
注意されない傾向がとてもつよく、
「事後、何かが起きて初めて学習する」、
それがここの「伝統」のようです。
ボク一人で来たならば、この時点、
いや、もっと早く帰っていたでしょう。
ですが、誘ってくれたアニータのこともあり、
機関車トーマスのように頭から湯気を立ち昇らせ、
じっと、いい子にして「伝統」を尊重します ((笑
前例、黒いプラスチック椅子の下、
各々のスニーカー、モカシン、ミュール、
思い思いに両脚、片足、つま先を軸にクルクルと、
フィリピン名物の貧乏ゆすりで、カタカタと ((笑
都度、その時々にプロジェクター投影される、
聖書の引用に合わせて、
聴衆への問いかけのように投影される英文、
その中に、
「 What is your WHY ? 」
「あなたの ” ナゼ “ は何ですか?」、
聖書の引用へ、そして聴衆が抱いているだろう悩み、
そういうことへの問いかけではありますが、
ボクには、
この「三文芝居」すべてが「ナゼ」です。