「ビールは冷えていた方がいい」、
そう思(願)うんですが、
まぁ、
そうすんなりいかないことも多かったり、
そんな、ここ北緯7度。
きっちりと冷えていると、
「今日はツイてるなぁ」と。
「ツイている」のは、まことによろしいこと、
ではあるのものの、それによって、
数少ない「ツキ」を使ってしまうのでは?
そういう、新たな心配も始まったり。
17:15
トリル
スレート板に所々ブリキ板の高い屋根、
屋根が高かろうとなかろうと、
太陽は容赦なく屋根を灼き、
ジリジリとそれが肌に伝わってくる、
そんなマーケット建屋内。
その太陽も西の空へと傾き、
おとなしくなり始め、
この時間になるわけです。

20平米ほどにコマ分けされ、
カレンデリア(庶民の食堂)がポツリポツリとあり、
その中の一軒はビール小瓶があり、
「それなりに冷えてます」(これ重要/笑
で、
その斜め、すでに立ち退いたカレンデリアで、
「それなりに冷えてる黄金の液体」タイム。
喉をつき出すように、頭を後ろへそらし、
無意識に目を閉じて、
「ぁ~、やっぱりビールは旨いなぁ~」
ここで「トランス状態」、
になるわけなんですが、
なんか、アレです、
なぁ~んか、
ビームを感じるんですよ、
んん?、
んんん~?
なんだ、おまえぇぇぇ!!
びっくりすんじゃねぇ~かぁ~!!
バカぁ~!
鼓動も落ち着き始め、
大きな舌打ちして、
「じゃあ、飲み直そうかな」((笑


