トリル
12:15
マーケットの一番西側建屋の裏、
コンパネとトタン屋根の長屋が連なる、
モスリムのスクワッター(不法居住)ゾーン。
その通路入り口、

子どもたち、1ペソコインを投げ、

「 Wallie /ワリー 」とうい遊び、
硬貨を四角い線から出せたら、
取れるようで、日本のメンコに似ています。

今、ボクがメンコやったら、
ムキになり過ぎ、翌日(それとも翌々日?)、
肩が痛たたたぁ~に、なっちゃうでしょうね (笑

こういった、コインを使っての遊びはいろいろあるようで、
ボホール島や、セブでも見たことあり、
最初、「お金を投げるか?」と感じます。
ですが、硬貨を使えば、メンコ、ビー玉、
その他の小物を買う必要もなく、
それに買えない子どもたちも加われて、
まぁ、合理的といえば合理的かなぁ、とも。
そして、
生命の次に大切なモノを賭けるわけですから、
おのずと、真剣味も増します。
ラマダン月が始まり、約1ヶ月間、
日の出から日の入りまで、断食中のモスリムの人たち、
学校は夏休み中で、よけいにすることの無い子どもたち、
真上から照りつける太陽を遮ってくれる、
わずかな軒とビニールシート下の、
小さなギャンブル場、
汚れたコインが鈍く日を反射します。
日本代表も、
いっちょ、ヤルかな 。
