トリルで一番大きな教会、
サント・ロサリオ教会の通り沿い、

「マイケルズ・イータリー」
マイケルは店主の名前、
イータリーとは、英語で食堂の意味。
カレンデリア(庶民の食堂)では、
旦那さんや、奥さん、子どもの名前、
たまに子どもの人数を、店名の頭につけ、
後ろへ、このイータリーをつけたりします。
正方形のプラスチックテーブルを壁沿いに4つ、
コンパネ長テーブルが1つ、
店の前にプラスチックテーブル2つ、
計22人で満席になるお店。
坊主頭の額にいつも汗をかき、
ニコニコして、フィリピンでは珍しく愛想のいい店主、
マイケル「(土地の)オーナーから立ち退き言われちゃってさぁ」
ボク「いつ言われたの?、で、いつまで?」
マイケル「1週間前に、あと1ヶ月で引っ越さなきゃ」
ボク「ん~」、言葉がありません。
フィリピンでは、特にテナントなどへの、
立ち退き、値上げ通告が、
夕方のスコールのように急です。
ボクの通うジムも1回分40ペソを渡そうとして、
ジムのオーナーが、カウンター内のベンチに、
首振り機能の壊れた扇風機を自分へ向け、
寝ながらビデオゲームしていて、
目玉だけボクへ向け、
「ここの家賃が値上がりして、
ジムも1回50になったんダヨ」
フィリピンでのビジネスもさることながら、
お客さん、利用者、であることも、
なかなか忍耐が強いられるようです (笑
3日後、
マイケル「場所が見つかったよ、
すぐそこだから、見に行く?」
ボク「オー、行こ行こ」

マイケル、写真は好きなようです (笑
向かいのブロックで通りには面してないものの、
1階は40平米、と今までの倍、

そして2階は20平米くらいかな、
ボク「明るくて、いい感じだね」
マイケル「そうでしょ~」とニコニコ。
新しいお店、
これが役に立つといいのですが (笑

続きます。