ダバオに「ジャパニーズ・ヘルプ・デスク」のような、
海外旅行保険代行店がないのかを、
念のためヘルプ・デスクへメールで問い合わせ、
翌日の返信、

ということで、残念。
その後、もう一ヶ所、
ダバオ・ドクターズ・ホスピタルから、
歩いて10分のダバオ・日本領事館へも、
用事はないのですが、場所確認のため訪問、

この先、フィリピン人ガードマンが2人いて、
訪問者リストに名前と訪問用件を記入します。
基本、用のない人は入れない感じ、
ボクはテキトー書いて、中をのぞき、
マンションの一部屋を利用し、
防弾が張られた小さな窓口2つと、
面談が必要な人が入室するドア1つ、
写真撮っていいかは、訊きませんでしたが、
禁止な雰囲気プンプンなので、自粛します(笑)
さぁ、用事2つ済みクライミングへ、
通りの変則交差点を渡っている途中、
最近、真っ黄色のシャツ制服に代わった、
CTTMO( 交通管理局 )の日焼けした職員に止められ、
「Sir、ここは横断禁止デスヨ、ID (身分証明書)持ってますカ?」
ぁっちゃぁ~~!
取締り、ウワサには聞いてましたが、
対象は片側2車線の、
マッカーサー・ハイウェイだけだと・・・(涙)

ボク、オレンヂ色のユニフォーム着せられ、
チェーンに繋がれた、手かせ足かせで、
ステンレストレーにグチャッと盛られたご飯を食べる、
そんなことはありません、
「反省しなきゃダメょ」講習のみです(笑)
ですが、
当日の気分急降下ぁぁ~、
これじゃ、クライミングどころぢゃないよぉ~、
行きましたが(笑)
そこそこ、登れたなぁ~、なんて思いながら、
帰りのジプニーへ、

型式年式など全て不明な車両、
たまたま、ドライバー横のベンチシートへ着き、
「ぁぁ~、講習行くのメンドーくさいなぁ~」と、
イヤな事が蘇ってきます。
ジプニーはお客さんを拾い始めて即、
通りかかった、ワゴンを押したアイスクリーム売りに横づけ、
ワゴンの大型ステンレスケースが、鈍い光を反射しています。
ドライバー、人差し指を立てて「1個 」とだけ言い、
麦わら帽子のアイス売りの兄ちゃん、
丸いフタを開け、小さなアイスをすくい、
小さなコーンへ2段重ね、
ドライバーはクシャクシャの20ペソ紙幣を、
ボクの胸の前を横切って渡します。
ボクは「ぁのさぁ~、アイスなんか買ってないで、
さっさとお客さん拾って帰ろうよぉ~」
と、ココロの中で。
ドライバーに、その見えないビームが通じたのか、
ドライバー「あ、あんたも食べるかい?」と、
アイス売りの兄ちゃんをアゴで指します。
ボクは少なくとも300回はジプニー乗ってますが、
何かを勧められるの、始めてです。
アイス売りの兄ちゃんも、ボクの返事を待ってます。
ボク、一瞬遅れて、両手のひらを見せ、
「ノー、サンキュー、サラマット/ビサヤ語のありがとう」
ドライバー「いいの?」
ボク、黙って頷きます。
ドライバーは兄ちゃんから、お釣り10ペソ硬貨を受け取り、
垂れないように、アイスの周りをひと舐めして発進。
その後は、いつも通りの乱暴なジプニーライド、
ボクのココロだけは軽く。