秩序あるダバオ市では、
ジプニーの屋根上でのダンスは禁止です(笑)

16:30
サロモンのトレッキングシューズのコードを締め上げ、
スナック菓子の空袋や、小分け用のカラフルなレジ袋が散らかり、
丸石がゴロゴロする砂利道を、軽く散歩。
ふと、「今日はここを曲がってみるかな」、
「やっぱり、まっすぐ行こ」、気分(御告げ?/笑)次第に。
「やっぱり、曲がればよかったかなぁ」(笑)

「おい、ちゃんと勉強しろよ~」、
ちっとも聞いてませんが(笑)
久々にナッシュ(男子11歳)を見かけ、ハイタッチ、
ナッシュ「ずっと来なかったね」
ボク「昨日も来たけど、君いなかったんだよ」、
ほんとは来てませんが、彼のおっとりとした、
優しい二重の目に、ついウソついてしまいます。
ナッシュ「ほんとぉ?、あぁゴメンね」
フィリピンの、野獣のような子供たちの中で、
やわらかい物腰の彼、
ボクが目をやった先を追い、
「それは、カーホイ(木)で、そっちはダホン(葉)って言うんだよ」と、
何を説明してくれるにも、
「 〇〇〇 イズ 、〇〇〇 」という形で、
ゆっくりと、ていねいに。
苦手な「N」の発音を間違えたら、
他の野獣軍団が笑う中、
ナッシュ「そうじゃないよ、"N ” はこうだよ」と、
鼻の下に、霧吹きしたように汗をかきながら、
口を動かし、歯の間から舌先がはっきり読み取れます。
ボク「じゃあ、またね」と、
野獣軍団とハイタッチ、ナッシュとも。
ボクが歩き出し、しばらくし、ボクの背中に向かって、
ナッシュ「また明日ね、アイラブユー」
これは「アイ・ミス・ユー」と同様に、
男女、年齢とわずフィリピンでは聞くフレーズ、
他意はなく、「またね」にくっついて出た言葉、
ですが、
足取りを軽くしてくれたのは確かです。