こうゆうことをしてましてね、ボク、


フリークライミングのボルダリング(写真はセブのセントラルスポーツ)
思い通りに登れた後のビールは、特別に「アレ」なんですよ、
逆に登れなかった時は、反省会で「アレ」ですが(笑)
日本にいる頃、
「今日、どうしてダメだったんだろぅ」と、
失敗の事後考察をしていて、
登れた時は、身体の指先から腕全て、
顔の向きから、首、背中、腰の位置や正しいラインのトレース、
太ももから、つま先へかけての身体を送り出すタイミング等々、
ようするに、全身へ正しく「信号」を送れていたわけです。
(電気)信号を正しく、瞬時に脳から全身へ送ると同時に、
身体からの信号を受け取る、送受信がスムースならば、
登れるんだろうなと、
金麦を飲みながら、思考が冴えます(笑)
科学雑誌ニュートンで「クロス・ドミナント」という言葉を知り、
うっすらとは聞いたことがありましたが、
右半身は左脳、左半身は右脳から、交差するかたちで、
信号が送られている、ということです。
「これクライミングのカイゼンに使える?」、
ということで「左手書き方」を始めてみます。
ひらがな、カタカナの、あいうえお、
算用数字の1~9、アルファベットの大文字、小文字、
小学1年生で習う漢字80文字、
最初は手のひら、前腕、そして肩こり、背筋のひきつりと、
人生、初めて送られる信号に、左側(右脳も?)がビックリして、
失敗した試作ロボットのような、ギクシャクした動きに、
どっと疲れに疲れます。
左右対称のはずの身体が、
こうも言うことを聞いてくれないとは(涙)
ですが、3週間ほど続けると「それなりに」なってきて、
文字よりも、背筋のひきつりから解放されます(笑)
その後、出来るだけ幅広い言葉(漢字)をと、
市の広報、ニュートン、暮しの手帖の記事などを書き写し、
3ヶ月ほどで、キレイではないものの、
それなりに文字が揃ってきます。
「信号」の送受信が始まったようです。
そこで、埼玉県内のクライミングジムへ行き、
スムースでエクセレントな動きを、
のはずのですが、カイゼン、
わずかな変化すらナシ(涙)
ダバオ

上野動物園、ではなく、
ボクの発音指導の若きプロフェッサーたち(笑)
ここでも、シリアルの箱の裏に時計のイラストを描き、
「 What's the time ? / 何時? 」と訊き、
読めた子には「 GOOD !」と言いながら、
髪の毛をクシャクシャにもんであげます(笑)
ですが、最近知り合った「ピラニア軍団」は、
ボクの口まねをして笑い始め、
年長のナッシュ(男子11歳)が気をきかしてくれ、
「 グッドの "D"を発音してないダヨ」と。
ボク「?、えっ ?」
ナッシュがこうだよ、と「グッ、ド」と「ド」を強調して発音し、
ボクは初めて、自分が「グーッ」と発音し続けていた、
そのことに気づきます(ぁ~、恥ずかぴ~)
他のピラニア軍団もまねして、
「グッ、ド」と見せてくれ、
上くちびるが揃って同じく、小さな弓のアーチになり、
ムシ歯や、欠けた歯の間から、わずかに見える舌の動きは同じく、
ダメな「生徒」がまねします。
「音を見て」の発音は問題ありですが、
一応の「GOOD」が発音出来た時に、
ピラニア軍団は小さく、数回うなずき、
ハイタッチ(笑)
トリルのマーケットで買った、
鏡の前で練習です、
反復練習、わりと得意ですから(笑)