北緯7度の、ささやかなファーブル活動 | 浮世離れした、半世捨て人のブログ

浮世離れした、半世捨て人のブログ

“ 暑くて、やってられねぇ〜 ”




裏の窓木枠に
イメージ 1





















たぶん、アゲハの幼虫。


トロピカルは虫だらけ、と思ってましたが、

チョウ、トンボ、バッタ、カブトムシ等々、少なく、

日本の方が多い気がします。

ハエ、蚊、アリ、あの黒い不快害虫だけは多いですが(笑)


数十万年前、赤道付近の島々と日本列島までは陸続き、

そんな記事を、科学雑誌のニュートンで読んだ記憶があり、

昆虫たちは、自身の身体を順応させながら、北へ北へと向かい、

結果、日本には他国の面積比種類数よりも多い、とのことでした。




翌朝、
イメージ 2





















マンマミーア‼

半日、12時間でどうやったら、こんなことが起こせるのでしょうか。



ニュートンの記事で「サナギ」についても書かれていて、

「神経系と他のわずかな器官を残して、

   一度ドロドロに溶けて、節足動物へと身体を再構築する」


「節足動物」とは、ボクがお正月に、

近所のサミット・スーパーで(やっと)買う、

ロシア産解凍タラバガニ、と同じように、

外側が硬い殻で、各々関節で身体と脚がつながり、

その空洞の内側に筋肉が備わっている生き物です。

あ~、もうずいぶんと、カニさん食べてないなぁ~(笑)



サナギでいる間は、ずっと動けないわけです、

そんな危険をおかしてまで「成虫」になる理由を、

ニュートンは、

「成虫になるための、身体を造り上げる期間、

   生殖する期間を、 完全に分けているのでしょう。

   ですから、幼虫期と成虫期では食べるモノも変わり、

   チョウの幼虫は葉を、成虫は花の蜜を、となります」


ですが、ボクはたくさんの「なぜ」が、

知れば知るほど湧いてきます。



まぁ、昆虫たちの生きてきた「時間」を考えれば、

その合理性は証明済みですが。

ボクにはとっても神秘的なサナギ、

そのメカニズムは、まだよく解ってないそうです。





もしかしたら、生き物たちには「あたりまえのこと」、

解っていないのは、

この地球上で一番高等だと思っている「生き物」だけかもしれません。