近所の、自家焼きパン屋さんのショーケース

ケース内、朝のキャンドルサービス(笑)
これをすると、あのブンブン害虫がケースから出て行くそうです。
その前に、なんでそんなにアレが入っているの?
ボホール島の田舎でも、ロウソク点けてご飯支度するときがありますが、
効果があるようには見えませんでした(笑)
まあ、些細なことはおいといて(些細ではないけど)
パン屋さん店先で、ブレックファースト(笑)

手前は「 Pilipit 」という、軽い感じのツイストドーナツ、5ペソ。
事前に甘さの安全確認して「レギュラー」とのこと。
奥の二つは定番「パンデサール」2ペソ。
そして、ブラックコーヒー(インスタント) 5ペソ。
このパン屋さんにはヘッポコ販売機の甘いコーヒーのみ、
ここへ来る前に隣のブロックのトロトロで、
マグカップ持参で買ってから行きます(面倒ですよ~/笑)
まあ、勝手にコーヒー持ち込んでいるボクもメーワク?(笑)
フィリピン人は砂糖をたっぷりと、ケチケチしないので、
ブラックコーヒーは貴重なんです(涙)
一応、「🎶どれにしようかな、天の神様のぉ」と、
どれから食べるか(2種類だけど)決めてもらい、食べ始めます。
「どれにしようかな」はフィリピンにもありますよ(笑)
パンを千切り食べていると、
必ず寄って来る野良イヌがいます。
耳が大きな赤茶色のメス。
もうどのくらい食べて無いのか、
エンピツほどの肋骨がはっきり数えることが出来、
肋骨の下には四つの乳房が垂れ、
背椎から骨盤、大腿骨にかけて、
短い毛皮が、骨にぴったりと張り付いています。
ツイストドーナツを千切ってイヌにやると、
その見た目からは、信じられないほど元気に尻尾を振り、食べます。
と同時に、
お店のお母さん「そのパン、美味しくなかったの?」
ボク「ノー、ノー、このイヌ、お腹空いてるから」
お店のお母さん「ああ、そうね~」と、
店のテレビに目を戻します。
小さなメラミン皿の上のパンが無くなったのが判るのか、
そのイヌは黒い瞳でボクを見つめ、
一瞬、メラミン皿を見直し、
瞳のすみに尖った三日月型の白目。
また、ボクを見つめてから去って行きます。
少しぬるくなったコーヒー飲み干し、
そのマグカップには、
空腹とは無縁の仔イヌの絵があります。