引っ越しの荷解き中、

たまたまネットで見た風水の記事に、
玄関周りは「気が入って来る場所」と。
玄関、リビング、2部屋に散らばった衣服や日用品の
片づけの優先順位を決めてくれる、嬉しいアイデア。
一番の大物、情熱のサンキスト1号を箱から出し組立、
荷物のほとんどが工具類、これで片づけがはかどります。
一応、試乗、
ここはサブディビジョンと言われる住宅地、
30年前に公務員向けに開発されたそうです。
同じ家々が並び、周囲200軒ほど、全体で900軒、
リフォームされた家は1割ほど、
中には、隣の敷地ごと買い、新築仕直したりと。
残りは、色あせ、軒下ベニヤが剥がれ、
ずっと前から外れたままの雨どいパイプ、
破れた網戸、錆びた門扉の家々が続きます。
3ブロックをぐるっと回って戻ると、
お向かいさんから「お~、飲もうぜ~」
はいはい、おじゃましま~す(笑)

ここは隣地を買い、敷地は400平米の大きな家、

オナカも大きい(笑)

怪しい光を放つのは、

「アダムスキー型」?(笑)
遠赤外線調理器具の「TURBO君 」
中はブタのしっぽ、ボク初めてです。
クルッと巻いているのかと思ったら、ストレート。
この後、軽く揚げて、いただきマンモス、
味は単なる「揚げ物」でした(笑)
ドリンクがタンドゥワイ・ウィスキーのロック、
ビールでなかったのが悔やまれます。
今住んでいる家を紹介してくれたのは、
知人の邦人男性のフィリピン人の奥さん。
奥さんのナンシーさん(仮名)は日本滞在が長く、
普通に日本語を話します。
ナンシーさん夫婦はボクと同じブロックに住み、
周囲の人とは顔見知り。
ウタゲ中に、日傘をさしたナンシーさんが通りかかり、
ボクを誘ってくれた「ご近所さん」たちに声かけします。
みんな顔見知りですから。
ボクはゲートまで小走りに「あ~、こんにちはぁ」
ナンシーさん、日本語で「あんまり信用しちゃダメよ」
ボク、小さなショックを顔に出さないように、
「あっ、はい、分かりました」
ボクの大家さん(女性60代)はナンシーさんの友人で、
ボクは大家さんの隣に住んでいます。
大家さん「たくさん友達いるようだけど、気をつけてネ~」と。
彼女は30年以上ここに住んでますから、
ウタゲのメンバー、みんな知ってます。
どんな人かも。
フィリピン人はアルコールが入ると、
ブレーキが効かなくなる人が多いです。
そして、そのままトラブルへと。
気軽に「アミーゴ(友だち)」、「マイフレンド」、
と言う言葉を口にするフィリピン人。
「オレたちはフレンドリー」もよく聞くフレーズ。
ココナッツのナイフのような鋭い葉が、
ゆっくりと風に揺れる午後、
同じく、ふんわり揺れる酔いは完全にさめ、
ボクはフィリピンにいます。