あなたは、18歳になりたいですか? | 浮世離れした、半世捨て人のブログ

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“ 暑くて、やってられねぇ〜 ”




夏の暑い日の、何気ないおしゃべりでした。

ボクが30代で営業マン、交通費精算している時、

会社経理の山本部長、

「セミは土の中に7年間もいて、出てきらたった7日で死んじゃうんだもんなぁ」

ボク「もし、人間のピークが30代なら、それから80代までの下り坂、

        セミのピークが最期にくるなら、その方がいいかもしれませんよ」

と、屁理屈番長でもありました(笑)





水曜日マーケットの人出はいつもの五割増し、

肉(ブタ、ニワトリ)、魚の売り切れが多く、

チャーミングな妻が買えたのは、レバーちょっぴり。

レバーのお釣りの50ペソ紙幣
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                    ↑  ポストイットのように剥がせる糊で貼られた紙


ボクが買ったマンゴーMサイズ2個のお釣り、20ペソ紙幣
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                 ↑  「20」の「2」のところにホッチキス、

共に2日前の選挙の前夜、または当日早朝に、

バランガイの選挙リーダーから手渡された紙幣。

50ペソ紙幣の「FOR  VICE  MAYOR /  副市(町)長に」

その上には候補者の名前(怖いから隠します)

20ペソ紙幣には、ホッチキス留めで候補者の名前(既に剥がされ)



選挙前にリーダーから配られた記入例 (昨日拾ったモノ/ A4サイズ上部)
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以前うちで働いていたマーク(仮名/男性30代)に、

妻が「いくら貰ったの?」

マーク「480ペソ、毎週選挙やってもらいたいよぉ~」

彼は材木屋の荷運びで日当250ペソ。


親せきの女性20代、学生、「800ペソ、新しい携帯買おうかなぁ」


大統領、副大統領、議員、知事、他、

と候補者ごとに渡される額が違います。

お金の出所は「スポンサー」と呼ばれる巨大企業やテレビ局。


今回、うちの町長選挙は他候補者が無く300ペソ、

隣町は複数候補者があり、2,000ペソ。

労働者日当300ペソほど。


そういった事情からマーケットで、

「普段お腹いっぱい食べられないモノ」ほど先に売り切れます。

13日現在、投票率95%。


昨日、妻が20キロ離れた隣町へ、

ピザ(売ってます)の材料を買いに行くジプニー車内では、

みんなが普通にその金額について話しています。

そうです、秘密でも何でもなく、普通の事。






子供は4、5歳で言葉を普通に使いこなし、

両親、祖父母、兄妹、近所のおばさん、おじさん、などの中で、

状況により、意識、無意識に言葉を使い分ける事があります。

これは非常に複雑で、時に微妙な加減が必要、

大人でも使い分けが難しい時があります。


子供たちは、見て、聞いて、そして理解しています。

選挙の一部始終を、両親、祖父母、

近所のおばさん、おじさんが何をしているのかを。

自身が大人になった時を、そこに重ね見る子がいるかもしれません。





ふと、思いつくのは、

子供は自分のピークを無意識に、

子供時代に持ってこようとするのでは、と。