二足歩行も、屋根に登って木の実を盗むこともできる、ネアンデルタール人(笑

セブ島タリサイ市、
エンガチョなビーチに面した、スクワッター(不法居住)ゾーンの子供たち。
この木は種を鳥たちに運んでもらう算段で、
他の動物が届かない高さにわざわざ実をつけますが、
ネアンデルタール人が割り込んで来て、
種をもバリバリと粉砕して食べられ、
踏んだり蹴ったり(笑
セブシティにある「RJ Kazoku」

日本からの専門のリサイクルショップ
そこでチャーミングな妻が買った

竹馬の兄ちゃんと妹の小鉢30㌷
小さなクローバー(?)の皿20㌷
やっぱり焼き物食器はいいですね。
フィリピンの食器はほとんどかメラミン(プラスチック製)、
理由は「割れないから」と。
これが、フィリピン人のモノを大切に扱わない第一歩、でしょうね(笑
各2枚をレジへ、そこで上のセピア色の新聞に包んでくれます。

「三波春夫でございます」(笑
ボクはまだ生まれてませんし、
母のおなかにもいません。
父の方にいました(笑
レジには他の梱包を解いた際の、このような新聞紙がごそっとあり、
たまたま妻の選んだ食器を包んでくれたのが、この新聞紙。
長いコンテナトレーラーに積み込まれた一箱の中に、
この新聞紙で包まれた食器。
新築一軒家へ引っ越す際、
お母さんと長女は、農協からもらって来たリンゴの段ボールへ、
また使う日のために茶碗、丼ぶりと丁寧に包み重ねて。
杉のいい香りがする「新しい家」
すりガラスの引き戸玄関には、習字の先生が書いてくれた表札、
障子もふすまも、穴は開いてません。
憧れの洋食器を家族全員で使い、白磁の上にはハンバーグ、スパゲティ。
農協のリンゴの段ボールは開けられないままに。
日の出とともに見上げるように昇る熱い太陽の下、
ヒビが多いコンクリート壁の倉庫を改装した店舗バックヤードで、
ガムをクチャクチャ噛む、日焼けし、キャップのツバを後ろに、
高校生の兄ちゃんが新聞紙を手際良くはがします。
店長はただ一言、
「サラを割らないようにな」
兄ちゃん、
リンゴが描かれた箱に手をかけます。