「洗剤一箱つけるから、半年ね、ね!」 | 浮世離れした、半世捨て人のブログ

浮世離れした、半世捨て人のブログ

“ 暑くて、やってられねぇ〜 ”

二足歩行も、屋根に登って木の実を盗むこともできる、ネアンデルタール人(笑
イメージ 1



セブ島タリサイ市、

エンガチョなビーチに面した、スクワッター(不法居住)ゾーンの子供たち。

この木は種を鳥たちに運んでもらう算段で、

他の動物が届かない高さにわざわざ実をつけますが、

ネアンデルタール人が割り込んで来て、

種をもバリバリと粉砕して食べられ、
踏んだり蹴ったり(笑






セブシティにある「RJ  Kazoku」
イメージ 2
日本からの専門のリサイクルショップ


そこでチャーミングな妻が買った
イメージ 3
竹馬の兄ちゃんと妹の小鉢30㌷

小さなクローバー(?)の皿20㌷

やっぱり焼き物食器はいいですね。


フィリピンの食器はほとんどかメラミン(プラスチック製)、

理由は「割れないから」と。

これが、フィリピン人のモノを大切に扱わない第一歩、でしょうね(笑



各2枚をレジへ、そこで上のセピア色の新聞に包んでくれます。
イメージ 4
「三波春夫でございます」(笑


ボクはまだ生まれてませんし、
母のおなかにもいません。

父の方にいました(笑


レジには他の梱包を解いた際の、このような新聞紙がごそっとあり、

たまたま妻の選んだ食器を包んでくれたのが、この新聞紙。




長いコンテナトレーラーに積み込まれた一箱の中に、

この新聞紙で包まれた食器。


新築一軒家へ引っ越す際、

お母さんと長女は、農協からもらって来たリンゴの段ボールへ、

また使う日のために茶碗、丼ぶりと丁寧に包み重ねて。


杉のいい香りがする「新しい家」

すりガラスの引き戸玄関には、習字の先生が書いてくれた表札、

障子もふすまも、穴は開いてません。



憧れの洋食器を家族全員で使い、白磁の上にはハンバーグ、スパゲティ。

農協のリンゴの段ボールは開けられないままに。




日の出とともに見上げるように昇る熱い太陽の下、

ヒビが多いコンクリート壁の倉庫を改装した店舗バックヤードで、

ガムをクチャクチャ噛む、日焼けし、キャップのツバを後ろに、

高校生の兄ちゃんが新聞紙を手際良くはがします。

店長はただ一言、
「サラを割らないようにな」




兄ちゃん、
リンゴが描かれた箱に手をかけます。