※※ 読んで下さる前に ※※
パンダノン島訪問記事、フィリピン、白いビーチ、ですが、
厳しい角度のビキニも、プリンスメロン大の胸がポロリ、もありません(笑
ですが、そういったアクシデントに遭いましたら、
速やかに具体的数値を添えてお伝えしますね。
ファイナルです。
所々に軍鶏(シャモ)が繋がれた、狭い路地を戻ります。
コンクリート造りもあれば、コンパネで急いで建てたような家もあり、
家々の窓から、竹で作ったフェンスに干された洗濯物のすき間から、
子供たち、大人たちもジッと見つめられる中を。
サファイアの立て爪リングをしたオカマのエンジェルと、
女性用の派手なラッシュガードの変態ジャパニーズ、目立ちます(笑)
ボク「Maayong Udto/お昼時のこんにちは」を連発、
同じあいさつを返す子供、かえってモジモジする子供、
更に「ビサヤ語話すダカ?」と訊き返す大人と。
ボク「Ako Visaya Gamay /ちょっとだけ話します」と、
訊き返されると急に弱気なボク(しっかりしろよ!)
照りつける日差しの砂浜を歩いると、
ボク「Oh , My God ! ! 、ジョセフィ~~ン!!」
8年前に会ったオカマのジョセフィンです!
その時、ジョセフィンは4、5人の少女に浜辺を追いかけられ、
1人がジョセフィンの黄色いTシャツを引っ張り、
2人が膝下カットされたジーンズを脱がそうとして、
ジョセフィンが少女たちを引きずってます。
みんなで、キャーキャー、ワーワー、楽しそう。
肩で息しながら砂浜へぺたりと座り込み、
ジョセフィンと白い歯を見せ話す少女たちは、
ジョセフィンのことを「アテ」と呼んでいます。
アテ、とは女性年長者、長女の呼称。
ジョセフィンは両手でゆっくりと砂をかき集め、
自分の膝の上へと小さく盛っていき、穏やかに話しています。
そのジョセフィンと8年ぶりに(ボクの隣、他は島の子供たち)

お~、写真撮ろ、写真!
ジョセフィンの隣で彼女の肩へ手を載せ、
その感触、細く、華奢で、柔らかさが指先、手のひらへと伝わり、
赤ちゃんとも、子供とも、大人の女性とも何かが違う感触に、
一瞬だけ、わずかに肩から手が浮きます。
彼女の身体は違っても、ココロは女性、
そのココロが身体へ変化を与えたのでしょうか?
同行のオカマのエンジェルもジョセフィンを知っていて、
ボクたちの小さなあずま屋へ呼び、
ジョセフィンにゴハンを食べてもらい、2人は仲良くオシャベリ。
2人は横座り、ボホール軍団3女性はあぐらで(笑)
土曜日のせいか、観光客は100人ほど、
日本人40、フィリピン人40、韓国人20人、といったところ。
開放的で白い砂浜、みんな大いに盛り上がってます。
チャーミングな妻とボクは海水浴へ、
砂浜の周り5~60m 、水深膝上ほどで、水はぬるい感じ。
スワンズのスイミングゴーグルで砂底を見渡し、
白いハゼみたいな魚2匹が、口から砂を吐き出しながら、
穴を掘ってます、夫婦のようです。
小さなヤドカリが、一回り大きな家を探して交互に足を運びます。
シュノーケリングはもう少し離れた場所のようで、
浅瀬のここはあまり魚がいません、力士の手のようなヒトデはいますが。
あずま屋へ戻ると、係りの真っ黒に日焼けしたお母さんが、
優しい口調で、ジョセフィンにリゾートから出るように伝えます。
ジョセフィンもそれに従い、
「またねぇ~」と静かに手を振ります。
なぜかボクには「彼女はボクたちのゲストだから」と言葉が出せず、
自分が少し情けなく、がっかり、そんな感じです。
発言すべき事をしっかり言えるよう、頑張ります!
今日でフィリピンへ来て1年、
明日からは2年生です。