ジャックフルーツ(ビサヤ名 Langka )の種を茹でたモノ、

食べます、
左、殻付き、
右、殻(川エビよりも少し柔らか)を剥いたモノ。
アーモンドの薄皮みたいのは剥きづらいので、そのまま。
味はほとんど無く、僅かに栗の味。
医食同源、身土不二、という事を祈りつつ、いただきます(笑
向かいの家のナーナイ・ガンダ(70代)が茹でてくれました。
「ナーナイ」はビサヤ/タガログ語で、お母さんの意味ですが、
ガンダさんはこの家に20年以上働いているメイド。
ですが、周りの家々からは「ナーナイ」と呼ばれています。
ボクが「 Maayong Buntag , Ma'am /おはようございます」
Ma'am は英語の「女性敬称、奥様、お嬢様の意味」
ガンダさんは、右手のひらをサッと上げ、
何かを叩くような仕草で前に振りおろし、
「ナーナイって呼んでよぉ~、こっ恥ずかしいダヨぉ~」
ちょっぴりニコニコしながら、呼び方を改めるようにと。
ボクは相変わらず「 Ma'am 」と呼び掛けます。
あまのじゃく、ですから(笑
14年前、
その家の長男、エンジェルが大学生の頃、
自身がゲイであると家族に伝えると、
ガンダさんはショックで数日寝込んでしまったそうです。
ゲイに対して寛容なフィリピンですが、
実際にそう伝えられると、
ほとんどの家族はショックを受けるようです。
彼が30秒ほどで描いたスケッチ、

彼は会場デザインや、ボディペインティングが仕事。
こういったアート系、美容師、教師に
ゲイは多いように思います(私見)
チャーミングな妻の友人、
マヨニート(男性)もゲイ、小学校教師をしています。
ボクと2人で小学校を訪問して(訪問するボクたちも問題ありですが)
ベルが鳴り、生徒が一斉に教室から駆け出て、
制服集団をかき分け進みます。
職員室前の彼を見つけ「マヨニートぉ!」と妻が呼び止め、
マヨニート、一瞬キョトンとし、
妻が誰だか気づくと、普通に歩いていた姿勢が、
いきなりクネクネ、
両肘曲げて左右に軽くスイングのおカマの歩き方に。
ボクは彼がゲイとは知らされてませんから、口がアングリと。
マヨニートと妻は、おきまりのハイタッチ。
ボクもつられて、ハイタッチ。
妻の補足説明によると、
「先生がゲイかどうかはカンケーないデスよ」
つづいて、
妻はニヤニヤしながら、
「でも、
学校の中でクネクネ禁止デス~」