社会で過ごす時間が増えれば増えるほど
自分が今まで如何に社会という場所から
離れて生活してきたかが
痛いほど分かるようになり

思っていたより出来たことが分かって
自信に繋がる経験を得ることと
思っていた以上に出来なくて
自信をなくしたり、
歯を食いしばったりを
繰り返す毎日を送っています


身を置いたから分かることは
いいことも、悪いことも両方あって

社会のあたたかさと厳しさを
ある意味本来は支援を受ける立場の人の目線で
見つめているところです


かつてより理解が進んだとはいえ
まだまだ障害者が生きていくには
やさしくない社会だなと毎日感じています

そこにいる人のあたたかさと
システムの易しくなさのギャップの狭間で
健常者に紛れて過ごすのは
続くと結構堪えます


悪気はない
むしろ優しくしてもらっている

でもあとちょっとした工夫で
もっともっと楽になるのを知っているのに
そこまではなかなか要求できないのを
私もわかっている

ということの繰り返しで
自分で出来る工夫を
必死に模索しているところです


この狭間は健常者と障害者だけじゃなくて
若者と子どもやお年寄り、とか
男性と女性、とか

違う立場の人に易しくあることと
繋がると思うんだけどな


でも、それもこうして
自分が社会に飛び込めるようになって
自分の目で、身で社会で生活しているからこそ
気づけたことです

今の実感を忘れずに
今考えている時間を大切に

悪戦苦闘していきたいと思います